さてさて続きます。 「だから~、おやつを使うから卑しくなるんだよ~」 と言われる理由をお話ししているつもりです。 使うからではなく 使い方が下手(あ・・・こう言うのはNGか?)なのです。 ま、犬の要求に従っておやつをあげちゃっている、というミステイクなのね。
そういう意味でも、タンタンマークをマスターしましょう!
犬が突進した、止められた(名前を呼ばれた)飼い主さんの元に帰ってくる、 そこでオスワリした。 さて、あなたはその犬を褒めるべき?報酬であるおやつを与えていいものかどうか? または・・・ あなたがお菓子を食べていました。犬が近寄ってきて飛びつかずに、自発的にお座りをした。 さあ、 褒めますか?犬用のおやつをご褒美として与えますか?
一連の流れ(行動)→おやつ、と覚えてしまうと その時してほしい行動の前に、厄介な行動(この場合は突進)までおまけでくっつけて 強化してしまいますよね。 以前名前を呼んでおやつ、でもお話ししたことがあった(ようなないような)と思うのですが 名前を呼ばれたらそばまで来ること、を強化、学習させたいわけです。 が、突進(や吠え)ているのを呼び戻すために名前を読んだり 合図を出していると・・・かなりの確率で突進(や吠え)と言った前段階まで強化させてしまうのです。
なので、名前を呼ぶ、一瞬止まる、その時マークします。 マークするのには褒め言葉よりも音の方がいいですよね、と考えています。 オンラインの生徒さんはこちらの記事で復習してください。
二重の強化にご用心http://blog.kuruten.jp/charlie/145635
後はこちらのカテゴリー トレーニングを組み立てる http://blog.kuruten.jp/charlie/C35
各トレーニングで、分からない時は各自質問してください。 こちらのブログでのコメント欄でも質問OKです。
あなたがお菓子を食べていました。犬が近寄ってきて飛びつかずに、自発的にお座りをした。 さあ、 褒めますか?犬用のおやつをご褒美として与えますか?
では、こちら。 お散歩トレーニングでも大盤振る舞い的おやつの使い方になりがちなのは 犬のこういった行動が見られるからです。 社会化期の犬たちにとって 人のそばに寄って行き、飛びつかず自発的に座ることは大正解!おやつで応えてあげてください。 でも・・・ 成犬になってもず~っとこれを続けていると、 自分の行動を条件におやつを要求するという交渉、という感じになって・・・しまってませんか? 続きます~。