dogactuallyで私が特に好きな記事。
やはりしつけ・トレーニングのカテゴリーなのですが、 科学的なお話ね。しかも脳関係のトレーニングだからこたえられません。
京子アルシャー先生の 愛犬に「リラックス」を教える
詳しくは記事をご覧くださいね。
アクチュアリーは閉鎖されて、犬曰くというサイトに記事があります。(有料記事です。)
このトレーニングは(アクチュアリーの記事から抜粋)
この「リラックストレーニング」は犬の条件反射を応用したもので、犬の意識を介さず、不安による興奮・緊張による興奮・過度の興奮状態の対処に効果を発揮してくれるそうだ。
というもの。
Konditionierte Entspannung - Der Anfang
興奮したら、クレートに入れるとか、大きな音で脅すとかではないです。
犬は好奇心を持って行動する時に 脳内からのホルモンによってそれが内的報酬になって、行動が維持、強化されます。
アドレナリンが出続けるような興奮状態は体に負担が大きくなりますね。 興奮を自分で鎮めることが出来ないような状態に犬をさせるのは良くないと思います。 そのような状態になると人は制御のために喝を入れると称して 犬に罰を与えると思うのですね。
しかし、 脳の興奮状態を叱り(リードショックや罵声など)で制御することで 新たな興奮が出現してしまうこともあります。 脳内ではさまざまなホルモンが、行動を強化し続けるので 罰で行動は制御されても、脳は鎮まってはいないからです。
私がお勧めしている方法の中でインターセプトとホールドラッピングは 犬に分かりやすい興奮の鎮め方として皆さんに実践していただいています。
前に立つ、しっかり抱きしめる。 その肝心の立つ人、抱きしめる人が罰する人では犬は落ち着けないでしょう? 怯えることはあるかもしれませんね。 で、鎮まった、落ち着いた、 そこで終わりではないのです。
必ず「お利口さ~ん」と胸声で犬にリラックスが正解であることを伝えます。
それが「愛犬にリラックスを教える」方法なんですね。
行動に言葉を上書きするの。 脳にその状態=お利口さんをインプットする。 そして究極は「お利口さん」というと犬が落ち着く、そんな感じになれたら 素敵ですよね~。 と、夢のような話ですが、とっても科学的なお話をさせていただきました。
種の違う人が犬にプレゼントできる贈り物、って私は思います。