
このお題、読者様ならぎょっとすると思います。
犬の気持ちを理解して尊重してあげよう!というメッセージを
常々送っているから・・・
でも、ちょっと気になることがあったので。
犬が引っ張る、木になって止まる
犬が飼い主さんのところに帰ってくる。その時犬が
舌をペロッと出した。
地面の匂いを嗅いだ。顔をそむけた。
その時あなたはどう感じますか?
「わっ!私ってそんなに恐ろしい?」
「何か犬の気に入らないことをしたのかしら?」
「何がいけなかったのかしら?リードを引き過ぎた?」
とか・・・
犬の出すシグナルに過剰反応した飼い主さんの言葉。
こちらの記事をご覧ください。
dogactually・藤田りか子さんの「犬の言葉の解釈について」
http://dogactually.nifty.com/blog/2010/08/post-cc67.html#more
カーミングシグナルは、シグナルと言われるものだけどその中に含まれる犬の動作
の中には、場面によってはシグナルとは言えないものがあるということ。
シグナル、ということは伝える目的があるでしょ?
でも、目的のないボディーランゲージもあるんじゃないか。
ストレス反応によるボーディーランゲージであって、伝えることというより
「出ちゃった」行動、もある。
で、何がいいたいかというと、
上記の引っ張りの矯正時に見られる犬の動作について、
飼い主さんが犬の気持ちを理解しようと努めない方が
正しい動作を教えるためにはいいですよ、ということ。
ああだこうだ、考えていると
「よし、いいよ」
の正解の
褒め言葉をタイミングよくかけてあげられないでしょう?
心優しい飼い主さんは、そうして伝えられないことの原因を
シグナルが理解できない自分にある、
と思い込んでしまうのですね~。
これはちょっと悲しい。
犬は自ら落ち着こうとしてその反応として様々なボディーランゲージが現れる。
そうであるならば、
それを見た私たちの正しい反応は、
過剰に反応しない。
ニュートラルな感情で観察して、
次に出る行動を待つ。
飼い主さんが落ち着いていることで、犬も正解を出しやすいと思います。
犬の気持ちを思いやって、考えすぎない、
うん、こう言えば伝わるかな?
犬の観察力はとても優れていると思います。
人のちょっとした動作も見逃さない。犬が不安を感じているときはなおさら。
だからこそ、動じない、という態度が大切ではないかなと思うわけです。
安心感を与える、ということですね。
こちらと
人気ブログランキングへ
こちら
にほんブログ村 犬
お手数ですがポチポチと2回、「読んだよ~」のクリックお願いいたします。
新しいアンケートが出来ました。
お散歩でのお悩みを聞かせてくださいです。
バナーをクリックして管理画面にお進みください。
【8月のトレーニング】
3日(火)・17日(火)・21日(土)・24日(火)・28日(土)
31日(火)
時間:午後4時開始