水曜日のトレーニングの続きです。 こちらはフィン君。 １歳の男の子です。 ナイーブなやんちゃ君。 お口で表現する（甘噛み、吠え）タイプの仔ですので、 飼い主さんが何となく不安に感じたり、周囲から色々な言葉を投げかけられたりすると思います。 甘やかしはダメ。 ボーダーは賢いから、早いうちに何とかしないと。（何とかって何？） ご相談の中でも、コーギー、柴、についで体罰を受けている犬が多いかな。 フィン君のママはいつも必ずご自分でテーマを決めて参加されています。
ブログの[ボーダーコリー・フィン]のカテゴリー、お散歩トレーニングの 記事を読んでいただくとお分かりになります。 前回で６回の参加。定期的に通われていることと、テーマーがしっかりしていること 他の犬を観察する、ということに積極的であること 他の仔に突進させないように努力されているのが痛いほどわかる・・・こと など 下地があるから、お散歩トレーニングを楽しむことが出来るのだと思います。 何より、 フィン君の成長を願ってやまない愛情があること。
「フィン♪」 で笑顔で振り向きます。実はおいで、よりもバイバイで必死で着いてくる・・・ じゅぴ太君、黒ラブはなちゃんに通じるものがあるぞ、っと。（笑） 強がっている、ってことね。 で、強がり女（笑）はなちゃん。
ここに来てずいぶん落ち着いてきました。 「はな♪」 で戻ってきますよ～。 最終的に、「おかぁちゃんに身も心も委ねられる」ようになると 戻ってくる時に、尻尾がこのように立つことはなくなります。 幾分かの緊張（場所、呼ばれて戻るというような従わなければいけないこととか）がある ということかな、と思います。 頭が下がっています、これに続いて尻尾の緊張がとれてくると さらに落ち着きが出てくる目安、ということかな。
近くに行く時も、必ずこうして視線を外すはなちゃんです。 だからこそ、尻尾にこだわるのですが・・・分かりますか？ リラックスできていないから気の毒だな、と思うのね。 リラックスできるようにトレーニングする、はこういうところから導き出されます。 観察する目を持ちましょう。
３メーターは飼い主さんの管理範囲にある、ということが分かります。 はなちゃんはいきなりロングリードにすると、 飼い主さん自身の緊張もありますが、何よりも「違う」「いつもと違う」に敏感なために パニック的、興奮してリード噛みが出てしまいます。 なので、３～、４～、５～、みたいに順々に長くして言って管理範囲を広げて行くといいと思います。 あっ、でも 強がりさんだからあまり遠く離れることは不安でしょうね。実際ヒャンヒャン鳴くし。 はなちゃん自身の、安全距離を広げる、と言った方がいいのかな。
先日のはなのおかぁちゃんのコメントへのレスをご紹介しますね。 青い字が私。今変化を望める時だと感じていますので、逃さず頑張っていただきたい という気持ちを込めてのレスです。
甘えたい時、手ではなくて布類をハムハムし始めます。 はなは食べてしまう危険があるので止めさせているのですけど、 『あっ！』で止めるようになりました。 そうですか！では～、 おやつを手に持ってわざと歯が当たるようにして、当たったら『あっ！』 で、止めていけるようにまずはお家の中でやってみてね。 手で遊ばせる、おやつバージョンです。 その代わり、ボールで遊びに誘います。 ボール遊びをしている最中、間違えて手に歯が当たってしまった時、間違えたっ！て 顎の力を緩めてくれるようになった時は、ほんとうに嬉しかったです。 もちろん、褒め褒めです。 でも、本犬はキョトンとしてることもあったりして、 その表情を見てるのも楽しいです。 本当に抑制が出来てきていると思いますので、 自制を求めるのには変わりませんが、人から指示されて自制できるか に進んで行きたいですね。 要は、我慢しろよ、を教えて行く、です。^^ しばらく遊ぶと満足して寝てしまいます。 満足する気持ちって大切ですよね。 その方が、後を引かないと思います。 本当に満足する、させた間柄でこそ 指示して我慢させる、が有効なのではないかな？と思います。 ここに来てステップアップが急速に進んでいますが・・・ガンバレ！（笑） その子の可能性をただ信じるだけでなく 引きだす、そして成功やきっかけを拾い上げる、 飼い主さん！の大切な仕事ですね。 甘噛み対処法をお聞かせください
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