あまり深く考えられていないことの一つに 慣らす ということがあるようです。
嫌そうだと思われることでも 数多く経験させていれば慣れる
どうでしょう?
そういうものかな?
カフェで大人しく出来ない、
「ああ~、それはカフェに行く経験が少ないからね」
・・・ そうでしょうか?
獣医さんでの診察。
抱かれて暴れる犬に
「ああ~、人に抱かれ慣れていないから、いろいろな人に抱っこしてもらうといいね」 ・・・
むむ そうかな?
慣れは我慢から生まれませんよ。
これ大事です。
我慢させ続けていると突然嫌になります。
「嫌だ」の壺に「嫌だ」が満タンになっちゃった。 慣らし、というのは 平気だという経験を積ませることです。
初めてのこと、怖気づきそうなことを行う時 気を逸らすための何かで、犬の気持ちを紛らわせることが大切です。
当然、怖がってしまうような経験はNGなので、 怖がる手前で止める、という周到さも大切。
「そんなことしていると、何もできません」 ・・・ そうかな?人が出来ることを探していないだけだと思いますよ。
我が家のワンズが獣医さんで注射を受ける時、診察室は大騒ぎです。
そこのVTのかたも私も、注射のちくっとした痛みから気を逸らすために
「いい子だね~、こっちこっち~、そうそう!」
みたいに、気持ちを人へ集中させますので。
痛がるかなどうかな~とかたずをのんでいてはいけないんですよね。
意外に盲点ではないでしょうか?