カウンセリングのご相談で、ダントツに多いのが 噛みつき、唸りなどの攻撃性ですね。 次には分離不安などの自制がきかない状態。
環境に慣れないで興奮のスイッチが入りっぱなしになるなどの興奮症や 音などに怯える恐怖症も私的には同じ取り組みにくくっています。
攻撃的な犬に必要なのは、 なにも噛まなくたっていいんだよ、 と教えてあげること。 人がそういう存在(噛みつかれない存在)になること、 不安や恐怖症や過度の興奮状態の犬には 脳の興奮状態にスイッチが入りにくくさせることと早くスイッチを切れるように 人が手助けしてあげることですかね。
どちらも犬にとっては この人間社会で生きるための絶対的な自信がない、という状態かな、と感じています。 (絶対的な自信ですから・・・飼い主さんがいれば大丈夫、ということではなく 一人で辛抱できる、自制心が育つ、ということですね。 自制心が育つので、自分で考えていたずらをしなかったり、飛びつくのをやめたり 噛まないでいようとか、待っていようとか・・・思えるのかな)
攻撃性のカテゴリー
https://charliemama3.hatenablog.jp/archive/category/%E6%94%BB%E6%92%83%E6%80%A7
恐怖症のカテゴリー
https://charliemama3.hatenablog.jp/archive/category/%E6%81%90%E6%80%96%E7%97%87
分離不安のカテゴリー
https://charliemama3.hatenablog.jp/archive/category/%E5%88%86%E9%9B%A2%E4%B8%8D%E5%AE%89
飼育基本的な考え方
を繰り返し読んでほしいなと思います。 犬の一生は短いですよ。 人の一日は犬にとってはどれくらいの時間になるかな? いつもそう思って、 取り組むなら今、面倒がらずに行っていただきたいと思います。
問題は知らず知らず芽を出し、 人が気がつかずに強化してしまい大きな問題に育ててしまっているのかもしれないですね。
犬はどういう動物か。
人と犬とは考え方、受け取り方が違っていることが多いですよ。
犬が見つめています。 あなたはこう考えるかな?
「ああ~、この仔は怖くて私に助けを求めているのだ」 と。 けれど、私にはそうは見えないんですよね。
犬は多くの場合、怖いと周りを見て、本当に怖い状況かどうかを判断しようとしています。 だから、犬の不安にあなたがオロオロ感で見つめ返すことが 犬の確信を育てるのです。
「そうか、今は危険だ」
犬同士はそういう場合どうするでしょうか? 淡々と、無視しませんか? 無視は優しさ、それは何度もお話ししていますが、 飼い主さんが我慢が出来ないのではないかな? 飼い主さんの強い優しさは犬にとっては最も大きな心の港なんですよね。
与えるのは物だけではなく、 人側の思い込みによる優しさではなく、 犬が必要とする飼い主さんの強い優しさですかね。