またまた歩行に関してです。 引っ張りの矯正(歩行トレーニング)の理想的な流れをまずはまとめてみますね。 1.まだパピーの頃でしたら、大型犬でも小さいから引っ張られても倒される心配はありません。 で、リードが張れないように引っ張られれば走って着いて行きましょう。 (そもそも・・・犬を飼うということは 体力的にも大変なことですから、自信のない方はあきらめるというのも一つ。 一頭のお散歩が大変で「多頭で遊ばせれば運動にいい!」 などと言わず、朝起きてお散歩、夜寝る前(または夕方)にお散歩、 家庭犬の楽しみであるお散歩を最低2回、頑張る努力をお願いします。) 2.いつまでもついて行くのではなく、外を歩くことに怖さや違和感がなくなったら? リードにテンションをかけましょう。 その際、張れたら緩めますよ。昨日の記事を参考にどうぞ。 (犬の成長は早いです。 人についてくるということを覚えさせることも必要ですね。 前を歩く典型の和犬、柴犬軍団も(笑)見事にハンドラーについてきますから。) 3.犬があなたを気にするそぶりが見られるようになったら、 時々木になって犬を止めてみましょう。 (木になって止まる時に、体の軸を意識します。) 4.止まった犬に「おいで」で呼び寄せて足元まで来たら、 後ずさりながらさらに呼び寄せ、次に インターセプトしながら方向転換して一緒にぐるりと回ります。 (歩行最中でも前を横切られると、興奮が落ち着くような気がします。) 方向の変え方はこちらの動画でどうぞ。
だんだん感じがつかめてきたら、1~4を組み合わせてみてください。
犬が一緒に歩くこと走ることが楽しい、と思ってくれる歩き方は出来ますか?
そうすると、犬は飼い主さんと並んで小走りになったりしますね?
飼い主さんの緊張が伝わって(拾い食いさせないように
汚いところを匂いを嗅がせたくない、犬が来たらどうしよう・・・etc)
犬は緊張から(パピーの頃ならなおのこと)
歩かなくなったり、匂い嗅ぎが激しかったり、拾い食いが激しかったりするんですね。
で、その行動をきつめのリード使い(びしっと引いたり)
「ノー、ノー」言ったり。
慌てて口をこじ開けたり・・・
お散歩=飼い主さんが慌てて嫌な感じがする
もの
と犬が思ってしまうと、上記の問題行動を直すのはなかなか厄介です。
まずは社会化=慣れさせて、
小走りするくらいに犬に歩調を合わせて元気よく。
ひょっとして・・・?
最初から横につけようとぐいぐい引き過ぎていませんでしたか?
無理やりつけても、楽しくないでしょ?
1~4がスムーズにできるようになったら、次はマグネットで
脚側につけながら2~3メーター歩きます。
これは、人通りのあるところ、階段を脚側で歩かせるための布石ですね。
毎日少しずつ取り組んでください。
そして・・・次は?【続きます】
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2月のトレーニングの予定を立てました。
【2月のお散歩トレーニング】
2月3日(水)・6日(土)10日(水)・13日(土)・20日(土)・27日(土):開始時間は午後1時です
【2月の基礎トレーニング】
2月2日(火)・9日(火)・16日(火)・23日(火):午前10時から2時間程度