おやつとトレーニングについては
こちらのカテゴリーを参考にしてください。
トレーニングとおやつ
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で、お散歩トレーニングでのおやつの扱いなのですが、
確認の意味でもここに書きますね。
犬におやつ、卑しくなるから嫌だ、と敬遠される方は
トレーニングの間中おやつを食べさせているとお考えでしょうか?
実際に見学されるとお分かりになるかと思いますが
ピンポイントでのおやつですよ。
ご自分の犬に対して、注意を引くとかで使うケースがほとんどだと思います。
よく登場するこういう写真・・・

延々に繰り返されるわけではありません。
自己紹介時に、
「うちの子は、アレルギーがありますので」
と申し出ていただくことも練習です。
専用のおやつを飼い主さんに渡していただくか、
食べられそうなものを、あげたい人が確認して食べさせる。
なかなか注意力がいると思います。
そういう練習をしてもよし。
「うちの子は、じゃんじゃんあげてもらって、人の手に慣らしてあげて下さい」
とか、
「うちの子は食べ逃げするので、う~んと引き寄せてからあげてください」
とか。。。
注文を出していただくのもよし。
飼い主さんが思い切って口に出していただくと、
それもまた自分のトレーニングになるかと思います。
自分の思いを口にする練習。
人がこう思うのではないかな?とか・・・この際そんなことはどうでもいい(爆)
自分の犬を守るのは飼い主さんしかいないのですから、
頑張って口に出して、注文をつけて下さい。
で、
「おやつを見ると興奮してどうしようもなくなるからあげてもらいたくありません。」
と
おやつ交換の現場から逃げてばかりの方、いませんか?
慣れます。
おやつを前にしても、興奮しすぎないようになる、それもまた練習ではないでしょうか?
犬を見ると興奮する、
人を見ると興奮する
すべて同じですよ。
経験値を積まなければ一生、興奮する対象から逃げてばかりかもしれません。
まあ、年を重ねれば・・・落ち着きも出てくることはありますけれど・・・

私の手の平に乗っているのは、いつもトリーツポーチに入れていくおやつ3種です。
大抵3種類くらい入れています。
チーズ、ササミをオーブンで焼いたもの、黒いのは豚レバーをオーブンで焼いたもの。
これを小さくカットしてあります。
これをさらにちぎって食べさせています。
ゆる~いトレーニング、慣らしのためのおやつですので、
行動のすぐ後に、ささっとおやつ、ということもなくて大丈夫です。
犬が前に来てじっと見ている・・・
「な~に~?来てくれたの~。おやつ食べる~?」
とか何とか言いながら、ごそごそトリーツポーチを開いて、何にしようか~、
な~んて指先で選んでね。
そのうち、待っていられないような短気な仔はどこかに去ってしまったりしますが、
それでも繰り返していると、人に注目することを覚えて、
待つことも楽し♪状態になります。
咬みつき、吠え、引っ張り・・・いろいろな犬の性急さを
のんびり穏やかにさせる一つの方法は、楽しく待てるように繰り返しを重ねる
ということかな。