社会化のトレーニング、 大切なことは?
決して無理をさせないことです。
私たちは、何を焦るのか・・・ 自分自身にだったら到底やめてほしいことも 犬には強制していないですか? ということを考えて取り組みましょう。
社会化のやり直し、特に保護犬を扱う方には よくよく、お願いしたいことです。
物に慣らす時、 そうですねぇ・・・犬が怖い時を考えてみましょうね。
犬の犬嫌い。
慣れさせなきゃいけないからって、多くの人が行うことは?
そうなんですよね、 犬のいる場所に連れて行って「さあ、遊んでおいで」って。
しかも、怖がっている犬を助けようとしようものなら 「犬に任せて」 って。。。
う~~~ん。。。どうかなぁ。
ザ・カルチャークラッシュ―ヒト文化とイヌ文化の衝突 動物の学習理論と行動科学に基づいたトレーニングのすすめジーン ドナルドソン,水越 美奈レッドハートこのアイテムの詳細を見る |
ザ・カルチャークラッシュ。
トレーニングを本格的になさる方には読んでいただきたい必須本です。
この中の・・・うろ覚えですけど 火のついたバーナーを持った人が「怖くないよ~」 とイスに座らされたあなたのところに近づいてくる・・・ という個所があったのですが(ちょっと違っているかも)
普通に使えば怖くないものでも、そんなふうにされたら怖いですよね?
犬慣れもそれと全く同じだと思います。
「怖くないから遊んでおいで」
なんて・・・ あなたがもし怖いものがあって、そう言われたらどうでしょう? そんなことを言う人を信用しますか?しないのではないでしょうか?
犬の信用を失うのは結構何でもない日常にあったりしますね。
社会化とは慣れさせること 耐えさせることではない このことを肝に銘じたいと思います。