答えはインターセプトで~す!
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説明の前に、一言(ですまないか)。
何を欲しがっていますか?
デン君の場合は・・・ママのそばに行きたかったのでしょうか?
だからキューキュー言っていた?
いいえ、
自分は何者からも酷いことをされない、
そのままで大丈夫、リラックスしていても世界は変わらない・・・
それを強烈に信じさせることが大切なんです。
それが欲しがっているもの、です。
それが犬にとっての自信。
何かができるとか、ではないのね。
そこにただいればOKなんだよ、という安心感が自信なのです。
だから、
トレーニングというのは犬のためのものではないのです。
では次、犬を見ると突進する場合を考えてみましょう。
亮子さん の動画をお借りします。
http://www.youtube.com/watch?v=Qi4g29MKS6M
一番最初、犬が吠える、ということで飼い主さんのお悩みが始まったと思います。
優良家庭犬など、犬を審査するような場でも
そういう優良な犬を作り上げる目的の教室でも
一般の家庭でも、こういうネットの世界でも
保護団体の考えの中にも、犬を飼っていない人たちの一般常識の中でも
・・・
悪者扱いにされる・・・吠え。
「ワンワン」吠える。
ストレスレベルが高いからと判で押したように言われることもあります。
吠え続けるのは確かにレベル高いですが、吠えもシグナルですからね。
犬からの語りかけには違いない。
問題行動を抱えた犬たちの場合、
吠えることで均衡を保っていることが多いような気がします。
強制で吠えを止めると自傷行動があらわれたりすることもあります。
何に注意しなければいけないか、
特に、吠えの問題で放棄された犬を預かってしつけ直しを考えている方には
よく考えていただきたいことです。
吠えて、罰で止める。
吠えは止まった、しかしそのフラストレーションはどこかにはけ口を求める
そういうこともある。
その場合、さらに問題がこじれますよ、ということです。
スパイクカラー・・・
大型犬は制御のために安易に使われやすいような気がします。
小型犬の場合はチェーンチョーカーかな?
これをつけると一番厄介なのは、飼い主さんがこの道具に依存してしまうということ。
力で止めているわけですから、
犬の心の状態は無視、というわけです。
この道具がついている時は、ず~っと無視しているという状態ですね。
たとえ、トリーツで褒めて、アイコンタクトをとって撫でても、
心を無視している。
そういう状態。
だからどんなコマンドも、無視されている犬には届かないので
犬は勝手に自分の世界観を作り上げるのだと思います。
「犬がいた、近づきたくて吠えたら、ノーと言われ、首が痛い。
そうか、吠えが足りないから叱られたのか」
・・・
ちょっと擬人化ですが、こんな風に捉えてしまうこともある、と考えて下さい。
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