一昨日、昨日
きりりさんのコメと、
こたろうのかあさんのコメとに登場した拾い食いについて
今日はお話しますね。
柏の葉公園のお話はお休みします。
拾い食い防止の具体案ですね。
では、ちょっと記事にしてみます。
パピーで、まだ行動が定着していないこと
奪い取る(口の中のものを素早く飲み込む)行動が定着してしまっている
その場合では難易度が違いますが
方法としては同じなので説明しますね。
勝手に食べないで、飼い主さんが許可したものを食べる、
ということです。
> こたろうも最近拾い食いがさらに激しく、
> 外では名前も「ダセ」も聞こえないらしくて・・・
取られたくない、執着が強いからですね。
取られても世界が終わるわけではないことを知ってもらわないとね。(笑)
> 家の中では、どんなに一生懸命咥えてても、
> 名前を呼ぶとすぐにそれをやめて、おやつをもらいに
> くるのですが、
> どうもお散歩では、勝手が違うのかなぁ?
> 唸りまくりだったり、全く無視だったり。
まずは、何かを口にしないように
飼い主さんが地面に集中しないといけないですね。
一番大事なのは、犬が奪い取るという行動を強化させないということです。
食糞、盗み食い、すべてに共通項目ですね。
犬にも意地がありますので(笑)食べているところを叱られれば
次は叱られる前に食べつくしてやろう、とか
大騒ぎされないように見ていない時に食べてやろうと策を練るでしょうから。(笑)
なので、
徹底的に食べられないように管理する。これが最初。
その上で出来るトレーニングを楽しみながらやって行きましょう。
では。
リーブ・イットで、「離れなさい」という指示を出されることを教える先生が多いかな?
私は「マッテ」を使います。
まずは、食べられても良いおやつ、取られても良いおもちゃを用意します。
そして、そのおやつや、おもちゃよりも数段夢中になれるおやつおもちゃを用意します。
2種類用意しますね。
(おとり用と、犬に渡すためのもの)
犬に、夢中になる方のものがあなたのポケットに入っていることを見せます。
次にもう一方のものを床に置きます。
床に置かれたおやつやおもちゃに突進しますか?
犬の中には、ポケットの中のものの方がいいと、ゲームに乗ってこないつわものもいるでしょうね。
そういう仔には、ポケットと同じものを床に置くようにします。
同じものを用意する、ということ。
このトレーニング(ゲーム)は、犬に「床に置かれたものは見てもいいけど、咥えたり食べたりしてはいけない」
ということを教えるためのものです。
別に食べられたり、取られたりしても大慌てしなくてもいいものですから
飼い主さんも冷静に行動できますよね?
それが大事。
犬が食べようとしたり、咥えようとしたら?
足でおやつやおもちゃを踏んで、取られないようにします。(瞬発力が命です!)
犬はどうしますか?
あなたはじっと動かずにいて下さいね。
キューキュー言ったり、前足で取ろうとしますか?
それでも、何も言わずにじっとしてくださいね。
中には、足で隠されたとたん
後ずさりしたり、お座りしたりする子もいるでしょう。
それが引き出したい行動です。
キュー
キューバタバタしていた犬もあきらめて座ったら(「スワレ」の指示は出さないでくださいね)
「いいこだね」
で、ポケットの中のものを渡します。
それを繰り返します。
足で隠したり、手で隠したり、いろいろな場所で練習してください。
隠したものを取ろうとする時、犬に奪われることがないように。これも大事。
奪い癖をつけないためです。
隠したものを回収する時には、ポケットの中のものを投げて取りに行かせている時に
回収します。
犬が要領を得たな、と感じたら
「マッテ」という言葉をかぶせていきます。
最終目標は、足で隠さずに「マッテ」で待てる、ということですね。
以上です。楽しくやってみてください。
次、テンママさんの質問。とレスです。
> リードをたるませた時に、自分の元に戻って来た時、褒めるとありますが その時は声かけで褒めるだけでいいのですか?それとも、褒めながら体を撫でる方がいいのですか?
> 小型犬なので、褒めるごとにかがんでると頭がクラクラして来るんですよね。(笑)
ちょっと明日の記事にも載せますね。
よく、しつけ教室などで褒めの時に撫でるじゃないですか?
あれって実はあまりワンコさんは喜んでないのね。
撫でなきゃいけないって思い込んでいる方がいて
それが義務化しているとより一層、ワンコさんには迷惑だったりします。
その撫でかたは迷惑です、みたいな。。。
なので、声で褒めて下さいね。
視線は合わせて瞬きしながら「いいこだね~」と言ってあげられれば
なお良いです。
トレーニングをしていて思うのですが・・・
○○をしなければいけない
そういう思い込みが強い方が多いですね。
撫でなければいけない、おやつをあげなければいけないとか。
いいんですよ。
ただ、あなたの「いい子だね」という心からの
褒め言葉があれば。
それが伝わっているかどうかで、あなたのタイミング
犬に向ける視線とか態度など、シグナルのタイミングがOKかどうかがわかります。
人に合わせる
犬を変える、というのではなく、人が犬になりきる
という方が犬を飼う楽しみが大きくなるような気もしますね。
「リーブ・イット」
のタイミングを狙うより、
うぎゃ~拾われる~の叫びの
「ガウッ!」の方が犬には伝わったりして・・・ね。
テクニックではないし、マニュアルでもないですからね。
犬を見て、何がしたいのかしっかり観察しましょう!
今年も変わらず応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村
トレーニングの予定
http://charlie-dog.jugem.jp/
1月の予定をご確認ください。
新しくメールでのカウンセリング、トレーニング指導を始めました。
遠くてトレーニングを受けられない方ご検討ください。
【1月のお散歩トレーニングの予定】
1月6日(水)・9日(土)13日(水)・16日(土)・27日(水)・23日(土)・30日(土):開始時間は午後1時です
【1月の基礎トレーニング】
1月12日(火)・19日(火)・22日(金)・26日(火):午前10時から2時間程度