チャーリードッグスクール

私は社会化のドッグトレーナー

テクニックの礎は思いやり

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まずは動きを止める=制御ですね、飼い主さんが止める 次は、我に返す=犬を静止させる そして・・・ 存在を褒める。

これを行うために大切な心構え、 犬という動物を知ること、 ちょっとしたテクニック・・・ をお伝えしたいと思ってブログを続けています。

(来年も懲りずにお付き合いくださいませ)

上記の制御、犬を我に返す、存在を褒める。 抽象的ですかね、 犬に自信をつけさせてくださいとたびたびお願することも、 かなり分かりにくいと感じる方がいます。

理解度の問題ではなく、 私が何を求めているかの伝わり方の違いでしょう。(・・・同じかな?)

犬が自信がないというのは・・・ 犬が行動を、罰して制御されてきたために、何が正解かが 犬が分からない状態。

また、もともと臆病な性格の犬が 正解を分かる方法で教えられずに育った、といこともあるでしょう。

たとえば、 犬に社会化されていない犬が、近づく犬を「ガウガウ」吠えて 遠ざけたい、という警告を出したとしましょう。 これは人からすると攻撃的ですが、ちゃんとした犬のシグナルです。

言われた犬は、無暗に近づいてはいけないですよね。

でも・・・ 吠えに過剰に反応する飼い主さんが、それを止めさせようと 大抵、マズルをつかむと思うのです。 罰、ですね。

では・・・この時犬の頭の中は?

「怖くても吠えてはいけない、相手に伝えてはいけない。 ではどうすればいいのだろう・・・?」 で固まって飼い主さんの陰に隠れます。

そうすると、警告を発せられなかった相手の犬が近づいてきます。

・・・すると? あなたの犬は、警告を発せず、いきなり噛む、ということはないでしょうか・・・?

まあ、これがすべてではないと思いますが、 犬が噛む、という理由の奥には、こういうことも含まれているかもしれない そう思いやってあげたいです。

そういう思いやりをまず持っていただくことで、 犬に対して 何をすればいいのか、 私は 何をしなければいけないのか が、だんだん、そうですだんだんと見えてくると思うのです。

3年、 自分なりの方法でしつけて、今の状態であるのならば 理解に数ヵ月、犬との信頼を築き直すのに3年・・・ そのくらいかかると、腹をくくって取り組んでいただきたいのです。