私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

思春期を乗り越えるために

犬育て、これをすればもう大丈夫、 というものはないんだ、ということで・・・ 臨機応変に対応することが大事だったりします。 犬の現す症状がストレス症状だからといって 家庭での犬へのストレスを、それを例え全てなくしても、 思春期のストレス症状は現れます。 成長の過程なのですから。色々起こって当たり前。 やり過ごせますか?あなたは?と言う時期でもあります。 ストレスがあることが悪いのではなく それが持続すること そこから抜け出せない、ことが問題なのです。 成長過程ではストレスは当然の産物です。 外界からのものではなく、体の内側からのストレス。 それを避けるのではなく、現れたものにいかに対処するかだと思います。 避けようにも避けられない。 乗り越えていくしかありませんよ。 思春期、というのはまさにそんな感じ。 心は飼い主さんに寄り添っていたい、でも 興奮を促すグルタミン酸の分泌が多くなって、興奮する。 自立気に向けて反抗心が芽生え、 自分の側にあるもの、ないものとに区別により敏感になることによる 警戒の吠え。 心と体がバラバラになるようなそんな感じ。 小型犬で成長の早い仔は5~6ヶ月くらいから現れ、大型犬種や成長のゆっくりな仔は 7ヶ月~1歳くらいにやってくる。 まれに・・・ 社会化期を刺激の乏しい環境で脳の発達が遅れた犬は もっともっと遅くに、思春期のような行動が出てくるように思います。 正しい成長過程ではないでしょうか? 飼い主さんがあたふたする行動だから問題行動? それが・・・ 正しい成長による正しい行動であったら? それさえも、問題だとすることが、問題をややこしくするのではないかな? 若さと言うのは、脳が未熟なんですね。 判断能力が確かではない。 興奮も制御しにくい。 それはなぜでしょうか? 脳が未熟だからです。 社会化期にいかに、正しい叱責(犬に通じる叱り)で行動を止められるように育ててきたか 叱責がきちんと受け入れられる状態になったか、 ここが大事です。 ここの部分が本当の信頼関係です。 叱る褒めるとかではなく、興奮がきちんと抑制できるか。 出来ていても、思春期にはがたがたになります。 その時、飼い主さんと犬を支えてくれるのは 築きあげつつある信頼関係なのだと思います。 それが出来ていなかったら・・・?これから始めればいいのです。 まずは、安心して眠れる場所。 無条件で愛されているという安心感を与えてあげてください。 いつも応援ありがとうございます にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
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