ムツゴロウさんの言われる“叱り”というのは犬語の叱りなんですね。
いけないことをしたら歯をむき出しにして「ヴッ!!!」と言う。
それが伝わるための、先ほどお話しした下地、なのです。
怒りではなく、教育としての叱りが施されましたか?
社会化期にきちんと。
いけない行動は止められましたか?
正しい行動に導けましたか?
教育された犬が、笑い顔で応えてくれますか?
それとも、白目を出して上目づかいでしょうか?
正しく叱ると、そばに寄って来ます。
我が家の犬たちは。
叱ると言っても、叱り口調でなく、名前を呼んでいるだけですけど。
名前を呼んで行動が止まる。
なぜ止まるかと言うと、
自分で次に何をするかを考えるように、
私が求めているということ
を理解しているからです。
強制的な発想からは生まれないと思っています。
犬は人ではないから、
最初は人の言葉を理解しないでしょう。
理解しないからず~っと理解できないということではないですよね?
理解できるのに
根気よく教えられるかどうか、教えてきたかどうか、
だと思います。
理解させるためには、
まずはこちらから犬の言葉を理解しないといけません。
カーミングシグナルを見落としてはいませんか?
気づかないふりをしていませんか?
犬の側から、分かったから落ち着いて
興奮しないで、のシグナルが出ていたら?
私たちはそこで、叱ることをストップしなくてはいけないはずです。
(インターセプトもやめなければいけません)
シグナルを無視するから、
それが気づかずに続けられたから、
犬はシグナルを出すことを選ばず、警告を(唸り)選ぶかもしれない。
それすら無視されれば、噛んで教えるのかもしれない。
突発的?
いいえ~、多分、犬はシグナルを理解されることがなかったのでしょう。
思春期、
犬は成長の過程で、モデルとなる人を選ぶような行動をします。
わざとチャレンジする。
聞きわけが悪くなる。
これらは支配的と映りますよね?
対処としては?
人が犬を支配することが推奨されているのが目につきます。
モデルを探す犬に、支配でやり返したら?
永遠に支配される、する、の関係に終始することにならないでしょうか?
犬語は無視しない。
犬からのチャレンジには徹底的に無視を決め込みます。
取り合わない。
むしろ、遊びに転換する。
知恵で勝負ですよ。力で戦おうとすると泥沼が待っているかも、です。
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