チャーリードッグスクール

私は社会化のドッグトレーナー

「歩かない」と「引っ張り」の微妙な関係

社会化に不安がある犬は、 怖いな、経験したことがないものに出会うと、固まるか反対に逃げ出すか。 これが現れるのが、お散歩での座り込みと 引っ張りです。

別物というより、むしろ表裏一体。

社会化の不足、経験不足ですね、それによる お散歩中の固まり・・・歩かなくなるという犬は多いですね。 またお散歩の問題と言うとNO.1には“引っ張り”が来るでしょう。

それぞれ、単独でのお悩み、ということもあるんですが 今日はこの2つの行動が表裏一体になっている例を考えますね。 先週の火曜日のトレーニングで、私がカイ君とはなちゃんと歩いた動画がありますので それをもとにお話しします。

どちらの仔も、この日かなりの引っ張りを見せていました。 カイ君は小さいので制御できなくはないでしょうけど、 前をあっちこっち左右に動かれると歩けないですよね。 はなちゃんと私が歩いている動画の右に出てきます。この状態ですね。

はなちゃんは、私と歩き始める前は・・・ かなりテンパってました。 この子はテンパると、誰かれかまわず飛びつくという癖が出やすいので 人混みでは四苦八苦です。 はなのおかぁちゃん、汗をかきかき大変でしたので、駅を通過するところから一方通行の 歩道のない道は私がハンドリングいたしました。

また、トンネルを通るところでは、黒い弾丸になりますので(爆) そこでもどうやって制御していくかを行ってみました。 前を歩いても、リードが張れない状態で、 呼べば立ち止まれるのであれば、横づけもそんなに大変ではないのですよ。

ただ・・・ 刺激の洪水の中で、我を忘れて がむしゃらに前へ前へ、転移的な行動になってしまう仔の制御は それはそれは大変なものがあります。

犬を変える・・・ これは強制訓練ですね。 が、犬を変えなくても ハンドリングでしのげることをお見せするのが私のトレーニングの目的です。 努力していただきますから! 人が努力しなければいけません。 はなのおかぁちゃんは頑張り屋さんでしっかりついてきてくれます。

だから、この大変な仔(皆さんが想像するより厳しいものがありますよ)を 室内で、ケージレスで飼育できているのです。 まだ2歳前ですよ! だから・・・私は突進してしまうことを非難しようとも思いません。 技術はそうそう簡単に身につくものではないからです。

リードショックを使わずに、30キロ近い犬を制御しなければいけないのです。 そう飼育すると決めたのですから。

だから私は精一杯技術を伝えたいと思っています。 技術で犬は穏やかに歩けるようになります。 気迫でも、支配でもありません。 コツですかね。思いやりがいくらあっても、上手く行きません。

絵心だけで上手な絵が描けないように。 オンリードが義務づけられているこの国ならではの飼育法 より楽しくなるリード使いを考えます。 

駅に差し掛かったところでこのようになりかかっていましたので 私がリードを持ちました。 その直後の動画がこちら。

リードショックは使いません。 おやつは2回使っています。 次回細かくお話ししましょう。