「ワンワンワン!!!」 チャーリーが吠えます。
「チャーリー!」 と強めに名前を呼びます。 少し、石像インターセプトをしますと、お座りします。
これは、 名前を呼んで座るようにトレーニングしてあるからです。
座っているチャーリーの写真が多いのは、座ることが条件づけられているからです。
名前→座る→おやつ スワレ、と言われなくても座ります。
これは、座ることを強化するときに無言で座るのを待って 座ったらおやつを繰り返してきたからです。
まず、こういう下地を作っておくことが肝心ですね。
毎日のトレーニング、ゲーム感覚のトレーニングが効果的です。
それを頭に入れておいてくださいね。
では、 犬が何かをしている時に名前を呼んでみます。
いたずら最中、またはリードを引っ張って行きたい方向へ進んでいるとか、 名前を呼ばれたら、一瞬、動きが止まりませんか?
行動が止まっていますので、次にすることを指示しましょう。
「おいで」 とか 「すわれ」 とか。
分かりやすい,行動につながる言葉の方がいいと思います。
脳の辺縁系のお話し・・・前にしましたよね?
犬でも、若い、ということは 脳も未熟、ということです。
何か一つのことで興奮すると、自制がきかなくなり その興奮が、攻撃をつかさどる脳の部分のスイッチを入れやすくなる、 というお話を聞いたことがあります。
では、その未熟な脳を、成長させるためには何が必要か、ということですが 遊びを通したトレーニングが有効である、ということですね。
で、 吠えなどの突発的な行動の場面に使いたいわけですので、 簡単で、実際的なもの。 と考えて、チャーリーの場合はお座り、なんです。
これも、強制で、リードショックでしぶしぶ座らせるのと 名前を呼んだ期待感で座らせるのとでは、 犬の心理状態が180度違うことは・・・想像できますよね?
喜んで従わせたいのですから、ショック等の痛みはNGです。
冷静にこちらの言うことが聞ける、聞く耳を持っている状態の家の中で まずは、「スワレ」 しっかりと100%できるように。
できたらご褒美のおやつをお忘れなく。 次は、名前を呼んで行動が止まったり、あなたの方を見たら 「スワレ」 できましたか~? できたらおやつ。
犬が離れたところにいる時は、名前を呼んで「おいで」で、次に「スワレ」 でもいいですよ。 決まりはありませんので、楽しくやってみてください。
このとき注意するのは、おやつを見せないで行う、ということ。 取引ではなく、信用・期待感で座らせます。 まずはここまで、やってみてくださいね~♪