さあ、コロンちゃん、吠え止んで尻尾も緊張が取れてきました。 私が壁になっていますが? 回り込んではなちゃんを確かめようとしていますよね? 確かその後、また吠え吠えだったような記憶があります。
http://www.youtube.com/watch?v=SCHCsW627Ko
「では!その時ですね?一喝は?」
「さては、やらないとか言っちゃっていますけど?
そういう場合にリードショックをかけるのですか?」
・・・ブー!!!
違います。
吠え声にはイライラしますので、
犬に分かりやすいから一喝、とか
リードショック、とか言われますけど、そうではなく
人がそうしたい、というのは真理の底にあるのではないのかなぁ。
罰を与えることが人にとって強化されている、ということ。
ちょっと心がすっとする、とか
一瞬犬がたじろぐから、効果あり、と思い込む。
・・・
どうかなぁ?
一喝やリードショックが効果があったとしましょう。
しかし、この動画の場合ですと相手のはなちゃんの対して
マイナスの行動になりますよ、ということをお伝えしなくてはいけません。
犬は観察の名人犬ですので、
人の行動も良く見ています。
「ああ~、吠えるとああいう風に叱られるんだ」
とは考えないみたいですよ。
では?観察によって何を学ぶと思いますか?
「あの人は怖い」
ビビリの犬で般化が得意のタイプの犬はもっと恐ろしい関連づけをします。
「人は怖い」
お散歩トレーニングの目的の一つに、
人慣れがありますね。
人は自分に対して脅威ではない、とインプットさせます。
だから、叱りは禁物です。
周りで叱り声がすることで、犬はピリピリします。
人もピリピリしますね。
そのような状態では、何も学ぶことができないでしょう。
さて、話を戻します。
私のコロンちゃんへの働きかけはどういうものでしょう?
・・・
言葉をかけます。
コロンちゃんに私がかける言葉は何でしょうか?
「コロンちゃんっ♪」
です。
大きな楽しげな声ですよ。
叱り口調ではいけません。
我を忘れて「なあに?」
と振り返る呼び方でお願いします。
叱られたら意地でも向かないはずです。
だから、このときの目的は?
もう一度おさらいしましょう。
自分が脅威と思っている、攻撃的になってしまう相手がいても
飼い主さんの働きかけ(インターセプトと名前を呼ぶ)で
落ち着くことを経験させる。です。
これを繰り返すことによって、興奮が鎮められる脳の伝達経路が強くなります。
いざという時に使えるように、強くさせないといけません。
そして究極の理想は、
その伝達経路が作動するスイッチを、あなたのインターセプトか名前を呼ばれること
にすることです。[emoji:i-190]
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【9月のお散歩トレーニングの予定表】
9月2日(水)・5日(土)・9日(水)・16日(水)・19日(土)・23日(水)・30日(水)
*16日から開始時間は午後3時です。
各自ご連絡いたしますが、ご注意くださいませ。*
集合場所は城址公園二の丸広場。
参加費は2000円です。
お申し込み、ご予約は前日までにお願いいたします。
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折り返し確認のメールをさせていただきます。