我に返って、固まって動けない・・・シャイな犬。
さて、どうしましょうか?
実は何もこちらからはできなかったりするんですよ。
なぜか?
励ましたり、なだめたり・・・いろいろするのは
人にとっては良いこと、なのでしょうけど
犬にとっては普段とは違うこと、なのです。
言葉が通じませんから、何だか様子が違うと感じます。
だから・・・
心配そうな飼い主さんの顔といつもと違った雰囲気で
ますます固まってしまうのですよね。
だから・・・
動きたくなるまでそのまま待ちます。
そのまま待っていることもトレーニングだと思えばいいのです。
何にもしないトレーニング。
少しは何かをするのでしたら・・・(笑)
飼い主さんはリードの長さ分離れて
地面に腰でもおろしてみましょうか。
犬はトコトコ、お膝に上がってきませんか?
動けたことを褒めてあげて下さい。
その場合も、動き出すまでは声をかけない、目を見ない、リードを引かない。
動き出してもリードは引かない
これをお願いします。
では、次のことを考えてください。
怖いことがあった→固まった(固まっているけどパニックです)→抱っこされてその場を離れた
それは良くないことだと思いますか?
良いこと、避けるのは当然と思いますか?
今までず~っとお話してきたことを総合して考えてみてください。
怖い思いをしているまま、怖いもの・対象物が自分から離れる
自分の目の前からいなくなる・・・と?
怖い対象物が現れるたびにパニックを起こすようになってしまうことがあります。
恐怖症、と同じ経緯で、問題である行動が定着すると感じます。
怖がりの犬の飼い主さん同士が鉢合わせしたとしましょう。
どちらもワンワン、怖くて相手を近づけさせないように吠えたとします。
まあ、たいていそれ以上悪い経験をさせないように
その場を離れると思うのです。
それが普通の行動でしょう。
でも・・・
その場合犬たちは特に怖い経験をしたわけでもないのに
それが続くと、怖がりで、犬を見れば吠えるまま、
という結果につながったりします。
そして飼い主さんは思うでしょう。
うちの仔はあの時犬に吠えられたから犬に会うと怖がるし
吠えるようになったんだわ。
と。
でも・・・私はそれが原因だとは思わないのです。
犬は吠えて感情を表しますよね。
自分は犬なのですから、相手が吠えることは理解済みなのです。
犬ですから。
吠えられておろおろするのは・・・
観察する機会を与えられてこなかったから。
兄弟同士の遊び不足に加えて、吠えている相手を避けるばかりだった、
飼い主さん自身、吠えるのが怖かった、とか。
経験のなさ、なのだと思います。
犬はそんなに弱々しくはありません。
飼い主さんの大げさなフォローが、犬の自信を奪っていないでしょうか?
犬も飼い主さんも共に自信をつけるために、
どうしたらよいか考えましょう。
★ランキングで良い位置をキープすることで、飼育に迷う方に
犬に優しい、飼い主さんにも優しい方法をお伝えできます。
クリックのご協力、お願いいたします。
↓
【9月のお散歩トレーニングの予定表】
9月2日(水)・5日(土)・9日(水)・16日(水)・19日(土)・23日(水)・30日(水)
開始時間は午後4時です。
集合場所は城址公園二の丸広場。
参加費は2000円です。
お申し込み、ご予約は前日までにお願いいたします。
メールフォーム、携帯メール、コメント欄、またはcharliemama☆goo.jp(☆は@に変えてください)
でご連絡お願いいたします。
折り返し確認のメールをさせていただきます。