私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

ピンポン吠えと警戒吠え

ピンポン と音が鳴った。 子犬の頃は多くの音の中の一つだったものが 経験を積んで ピンポンの後には誰かが来る 飼い主さんが慌てる とか・・・微妙に様子が違うことを知るでしょう。 社会化期を過ぎ、警戒心が出始めてくると、 ピンポンの音に吠え始めるようになったりします。 でも最初は恐らく、警戒というより、知らせているのだと思うんですね。 飼い主さんを見ながら吠えていることが多いと思います。 このとき・・・ 飼育の常識から 「無駄吠えは矯正する」 ということが頭をよぎります。 なので・・・ 「NO」 ですよね・・・普通皆さんそうです。 でも・・・ 「NO」 でしょうか?

ベルドッグ、という言葉があるように、犬は鳴いて訪問者が来たことを教える、 犬にとってはお仕事でしょう。 「NO」 で叱られる、たいてい大声で叱られると・・・ 意味がわからないので犬は 「飼い主さんが慌てている、きっと怪しい人がきたに違いない」 とさらに吠える、のかもしれません。 本当はどうなのかは分かりませんけれど。

なので・・・ 私たちは犬に何を強化するか、犬に何を求めるか、ということなんですけど 一切吠えないことを求める? なかなか難しいことを求めると、行き詰って苦しいですよ。 飼い主さんが留守の時、ピンポンがなっても犬は静かにしていることが多いようです。 ということは? 飼い主さんへのお知らせなのでしょうから 「はい、ありがとう。御苦労さま」 と、吠えて知らせてくれたことをねぎらってあげた方が きっとすぐに静かになると思います。 警戒してピンポンの音に反応して、 飼い主さんに誰かが来たことを教える、それがピンポン吠え。 外への警戒心ですかね。 しかし・・・ 「NO」 で行動を叱る、正しくない行動を「NO」で矯正する目的で 「NO」 を発することが続くと・・・ 外も、飼い主さんのことも、警戒しながら吠えるようになる・・・ これは避けたいです。 外にも内にも、警戒するものがある、ということは相当なストレスになると思いますから。 名前を呼んで吠えを止めておやつですと、吠えを強化しませんか? しません、 というのはこういう理由もあるんですね。 行動ではなく、犬の心理状態に反応してあげることの大切さ、を感じます。 にわかには納得できない方法かもしれませんけど。 お帰りの際にはどれでもポチっと 一日一回の応援のクリックをよろしくお願いいたします。      にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へにほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ


【8月のトレーニングの予定表】 基本的な項目(スワレ・ツケ・マテ・おやつの使い方・指示の出し方)を 5回コースでトレーニングします。一回のみでの参加もOKです。 日時:7/29(水)・8/5(水)・12(水)・19(水)・26(水) 開始時間は午後5時です。 集合場所は城址公園二の丸広場。 参加費は2000円です。 お申し込み、ご予約は前日までにお願いいたします。 メールフォーム、携帯メール、コメント欄、またはcharliemama☆goo.jp(☆は@に変えてください) でご連絡お願いいたします。 折り返し確認のメールをさせていただきます。

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