私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

引っ張りの矯正、その後

さぁ~て、引っ張りの矯正を日々行っている飼い主さ~ん、 その後いかがですか? 今日は2点の動画で、コツみたいなものをお伝えしたいです。 このブログは、毎日読んでいただいて 過去記事とリンクさせながら、復習しながら実践をお願いしますね。 落ちついている時は引っ張らない、 それは当然です。 大きい犬だから引っ張られる、 それは違います。 現に、超小型犬のチワワでもガンガン飼い主さんを引っ張りながら 歩いているのを見かけませんか? 引っ張り返さないから、引っ張られるんだ、という考えも違います。 犬は 引っ張れば飼い主さんがついてくる と学習させられているのです。 だって。。。 犬が引っ張っても飼い主さん止まらないでしょ? ついて行ってるもの。 毎日、日常的に、犬が引っ張る→飼い主さんは引っ張られながらどんどん歩く これが、引っ張れば飼い主さんがついてくる と体が覚えるのです。 また、 接触走性 を思い出してください。 引っ張ると反対に踏ん張るように体は出来ているんです。 だから? リードを押してゆるめます。 犬が引っ張らない時にリードを押してもしょうがないですよ~。 引っ張られた時に押すのです。 木になって止まる→押す→犬が止まる・・・ 絶対にとまります。 止まらないのは、リードが張れているからですよ。 今日から復習してみてください。 前に、シュナウザーのルシアンちゃんの動画をご紹介しました。 もう一度ご紹介します。

ただ、何の気なしに見ていては進歩はありませんよ。 リードが張れた瞬間、腰を落としていますよね? これがポイント。リードに伝わる力が緩みます。これが素晴らしくできていたのが この間のお散歩トレーニングに参加してくれた陸ママさんです。

この写真の左手に注目。力が入りすぎていないし、手の中に余ったリードを収めてますね。 前に陸君が出ると、するする~っとリードを長くします。 リードが張りきる前に、腰を落として、リードを緩めながら次!瞬間的にリードを張らせます。 (犬が前に進むから張れるんです。人が引くのではないことに注意) ここもポイントです。 リードを緩めながら、リードが張れると、犬の体に心地よい合図としてのショックがあるはずです。 だから、その瞬間犬はこちらを振り返るのです。 振り返ったら、褒めて、また歩く。 張れたらまた同じことの繰り返しです。 こちらの動画はチャーリーとココ。

家まであと少し。先を帰ったカレンの残り香を嗅いで、歩き方がせわしないので リードがすぐに張れてしまいます。 でも、体にショックが伝わるので止まってこちらを見ますね? このようになるまで、矯正をしていきます。

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