私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

犬に乗り越えさせる

犬が自分で近づく、 自分で緊張を解く、 自分で吠えやむ、 これらのことを手助けすることが大切。 ではどうやって? ということですが、これは犬それぞれ、ということになりますよね。 方法は一つではない。 社会化期の復習をしますよ、いいですか? 社会化と言うと・・・犬同士を遊ばせることを連想する方が多いですね? しかし、犬同士を遊ばせることは「犬に社会化する」ということですね。 それが社会化のすべてではない。 社会化=慣らすこと、です。 見た事のないものを見ても、いちいち驚かずにすむ、耐性も養えるかな? という希望もありますね。 とにかく、4ヶ月齢には、社会化の窓が閉じます。 そして・・・慣れの(社会化の)機会を、それから先も作らないでおくと 社会化で築いた自信も揺らぐようになる、そういう個体もいます。 だから、 犬には、乗り越えられる刺激を、できる限り与えてあげた方が 心も体も健やかでいられるはずです。 さて・・・ 3月7日は土曜日のお散歩トレーニングでした。 その様子はまた次回、お伝えしますが、今日は初参加の社会化期まっただ中の あずきちゃんをご紹介します。 3か月半、の♀ですね。前回雨で中止になった時、ちらりと見学に参加されました。 ママの腕の中でブルブル震えていました。 犬を見ると震える・・・ということで。 無理に歩かせないで、歩きたくなるまで抱っこでどうぞ、と始まるときにお話ししたんですが! 子犬を侮ってはいけませんね~。 楽しそうに歩く歩く。

怖いな、と思ったら、飼い主さんの陰に隠れて観察すればいいのだし、 無理やり近づけさせることはないです。 自分で近づく、自分で離れられる、 お散歩トレーニングは犬同士に無用なプレッシャーを与えません。

ジャックラッセルのひよちゃんに、吠えられて少し離れたところで背中を向けて座ったのですよ。 分かりますか?カーミングシグナルですね。 「私に敵意はありません、落ち着いて」 そしてそれは自分を落ち着けるものでもありますね。 ひよちゃんに通じたかどうか後ろを気にしていましたよ。 自分の言葉が通じてたことで、どんどん自信がつき、どんどんシグナルを発するようになるでしょう。 飼い主さんはほんの少し、心配を我慢する、ってことですね。 犬は犬同士、匂いと動きで会話しているんですよね。

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