チャーリードッグスクール

私は社会化のドッグトレーナー

落ち着け、自分

ハンドリングの最中に
犬に向けてカーミングシグナル(なだめのシグナル)を出しっぱなし状態の私です。
その目的は・・・
「落ち着け」ということを、犬に伝えたいためです。

落ち着く事が出来たら、自分で自分を抑える事が出来たら
それ以外、何も望むものはないのではないかと、私は考えています。
おすわりやふせも・・・
そんなこと指示してできたからって別にどうってことないじゃん。
自分で自ら座ったり、ふせたり
そういう自発的な行動ができるようになれば(いや、犬はもともとできますけど)
それでOK.
人間が上から目線で教えようなどと思うから、犬は混乱するのではないでしょうか?

それでなくても、文化の違いで犬は戸惑い、いらつく毎日だと思いますよ。

ザ・カルチャークラッシュ―ヒト文化とイヌ文化の衝突 動物の学習理論と行動科学に基づいたトレーニングのすすめ ザ・カルチャークラッシュ―ヒト文化とイヌ文化の衝突 動物の学習理論と行動科学に基づいたトレーニングのすすめ
(2004/07)
ジーン ドナルドソン水越 美奈

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この写真をご覧ください。
ヨーキーのハナちゃんは「スワレ」の言葉もハンドサインもなしで
見事に座る事が出来ます。
しかも、待つ事もできる。
これは、座ればおやつがもらえて、しかも褒められると
良い関連付けができているからです。
こうなればもう、スワレのたびにおやつを与えるのではハナちゃんに申し訳ないですね。
この後、2~3歩下がって「オイデ」で来させて見ましょうか?
ついてくるでしょうか?
ついてきたら、おやつをあげてもいいでしょう。
今まで一粒のおやつは、一つの行動の後のご褒美だったのを
2~3つの連続した行動の後のご褒美にしていきます。

そのやり方は上手な方と、苦手な方とがあると思いますが、ポイントは
犬が視線を向けてくるのは、何も「ご褒美ちょうだい」の気持ちだけではない、
ということを理解する、ということです。

「これでいいの?」
の確認の気持ちもあるので、「いいよ~、OK」と言葉をかけるだけで
十分ご褒美になるはずですね。
言葉の褒めで満足したり、興奮しないでいられるようになると
いよいよ「落ちつきも」本物になって来た、ということでしょう!