私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

名前を呼ぶ



とっさの場合、
チャーリーに関していえば、目にした犬に吠え掛かろうとした場合とか・・・

一時期
「マテ」
を使っていました。
反応は悪くない、けれど、少し待って
自分で待ち時間を見計らって、
もう犬がいないのに吠え始める・・・
関連付けの妙に発達した犬なんです。

で・・・
模索しましたね・・・
気を逸らすためには何が一番良いのか。
多頭飼育ですのでその子のことだと分かるような合図でないといけません。
音ではだめ。
「マテ」もよくない・・・
そうだ!
名前を呼ぼう!
名前を大好きにさせて、名前を呼ばれたら必ず
振り向かせられれば時間稼ぎになるし、
気を逸らして、こちらに集中させられるか!?
・・・
しかも、振り向いた時は、期待感に満ちた、喜びの顔でなければ
私は気がすまない。

ということで、
「チャーリーと呼んだら、なあにと振り向く、しかも笑顔で」
トレーニングを始めました。
(私のトレーニングの題名はたいてい長い。)

何のことはない、
呼んだらフードかおやつをあげるだけです。
忘れてはいけないのが
「いい仔だねぇ~」
と言いながらあげることですよ。毎回です。

パピーの頃の食事は、このように
名前を呼んで、一粒ずつ食べさせる、(しかも褒め言葉つきで)
方法は信頼関係を築くのに有効です。
また、成犬でもこの面倒な方法は必ず成果が出ます。
うそではありません。

名前を呼ばれるのが嬉しくなる
手から優しく食べてくれるようになる
手が好きになる
食事に警戒心を発達させることがなくなる

どうですか?
試さなければ損、という気になってきましたか?
気になっているだけではだめです。
実行しましょうね。


明日からは、「木になる」(引っ張りの矯正)こととリードのたるませ方
ゆるやかに「つけさせる」
その連続に、名前を呼ぶ事を組み合わせた、トレーニングについてです。

名前を呼ばれて喜んでチャーリーは振り向くかどうか、お確かめください。

昨日は、はなちゃん、ルナちゃん、チャーリーとでトレーニングしました。


チャーリーの「つけ」を、ルナママさんに撮っていただきましたので(動画です)
明日ご紹介します。



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