私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

ほっとする一言



甘噛みの記事が続いて、痛そう~・・・(もうしばらく続けようと思っています)
そこで!?
今日はほっとする一言で一緒にほっとしませんか?
ほっとするどころか、
きりっと身が引き締まるかもしれませんが、どうぞ。


『国の偉大さと道徳の進歩は、
その国の動物がどのように扱われているかで判断できる』byガンジー
弱い者に優しいこと。
どのように扱うか、ということが優しさの基準なんですね。

私のトレーニングはできることをさせる、それに重点を置きます。
出来ないことをさせる、出来るようにさせることも大切で
それを目指す方の方が多いですよね。
でも・・・
一般的に家庭犬というのは
犬が出来ることを、家庭生活に生かせるようにすることが必要なんです。
例えば・・・犬は指示を出さずとも座りますね?
座ることは教えたわけでない。
なので、結果的に出来ることをさせているのです。
問題はいつさせるか、ということですね。

必要でもないのに「すわれ」を指示することは
多くの犬にとって必要のないことなんです。
・・・
何が言いたいかというと、
犬にはもっと自由に生き生き自分を出させた方がいいのではないかな?
そのためには、あれしろ、これしろ、こうでなければ、ああしてほしい。
この要求を減らした方がのんびり犬生を生きられるのではないかな?
そうすれば、あなたが名前を読んだとき
「な~に?」
ってきらきらした目で応えてくれるのではないかな?
仔犬の時のような、輝いた目で。
私はそう思います。
ただの犬でもいいかな?私の考えです。人それぞれでしょう。

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「捨て犬を救う街」「小さな命を救う人々」の著者、渡辺眞子さんの本から抜粋で
ご紹介します。
・・・こんなふうに愛されて一生を送ることができたら、それはとても幸せな犬だ。
そんな犬と暮らした人は、とても幸福な時間を過ごしたはずだ。
それは一瞬一瞬を、こうして一緒に重ねて生きてゆくこと。
だからこそ、その一頭がこの世からいなくなる深い悲しみさえも、
かけがえのない幸福の一部なのだと思える日が、いつか必ず来る。
幸せだった、ありがとう。
犬と生きる喜びは、見送ったあとのこの一語に集約されるかもしれない。
幸福な飼い主とは、幸福な犬と暮らすことのできた人のことだ。
真っ直ぐな瞳であなたを見つめる犬に幸福を約束できるのは、
あなただけだ。







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