チャーリードッグスクール

私は社会化のドッグトレーナー

無視の効能?~犬語で伝えよう~



犬は平和主義者です。

「犬が怖い」人は、自分が怖いだけで
犬はもともと怖くはない動物です。

犬は争いやストレスを嫌います。
嫌いますので、それを避けたり緩和させるシグナルを多数、繰り出して
生活しているのをご存知でしょうか?

カーミングシグナル。
カーミング  calm(鎮める 落ち着く)
シグナル   signal(合図)
が合わさってできた言葉です。ノルウェーのトゥーリッド・ルーガス先生が発見されたものです。

さて・・・このシグナルを甘噛みに利用できないか・・・

昨日「無視」をお話ししましたよね。
でも、この無視、完全に理解された方は何人ほどおいでになるでしょう?
人間社会での無視とは趣が違いますよ。
そもそも、無視は礼儀正しい行動です。

トレーニングの最初に、
私が犬に会う時、
また興奮している犬に対してとる行動が「無視」です。
ご覧になった方は、「ああ~、あれがぁ~」と思ってくださるでしょうか?

犬がいないかのように振舞う。

具体的にはそっぽを向く、決して目を合わせない、声をかけない、犬自らに近づいて来させる、自ら近づかない。

犬が興奮して近づいてきたら、さっと私は場所を移動します。
犬を避ける感じ。その場合も決して目を合わせません。
意識してそっぽを向く(=カーミングシグナル)と意外に早く犬は静かになります。
犬同士の相手を落ち着かせるシグナルだからです。

犬をトレーニングする場合、
何かを施すよりも、こうして何もしないことで犬のストレスレベルを下げる。

このような方法が有効になる場合も多いのです。


要求が強いとき、興奮がおさまらないと感じて困ったとき、
ぜひ試してみてください。副作用もないし、犬に「おっ!こいつは話が分かるやつだ」、と思わせられるかもしれませんよぉ~。