私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

攻撃性・・・封じるか、忘れさせるか!




さてさて、とんでもなく長~~~くなってしまった
攻撃性。
ひとまず、終わりにしましょう。
これからしばらくまた社会化をお話ししたいので。

攻撃性の問題は、なかなか厄介です。
なぜなら、人間側が攻撃的である、と思うことが
犬には、犬の社会では当然の行為であったりするからです。

ただ・・・
興奮のレベルを一定に保つこと、
また興奮が高まっても、すぐにクールダウンできることに
トレーニングの意味をおいてください。

トレーニングの最終目標は、
自分で自分を抑えられるようにすること、
です。
脳がしっかり育って、人間に深い信頼を寄せていなければ
なかなか難しいことだと思います。

咬んで、砕ける強力な武器を持っているのにも拘らず
多くの場合、犬たちは
避けることで、争いから、恐怖から身を引きますね。

人間がそこのところをわかってあげなければいけないですよね。

噛みつかれてうれしい人などいませんが、
でも・・・
飼い犬に咬まれて命を落とすことを望むような犬バカもいるんですよ。(誰!?)
ただ・・・
そんなバカ(誰!?)を、犬は恐れ多くて慕うだけです。(あれっ?)
犬と人間は、結局こんな関係でなくてはいけないでしょう。

一方的に犬から見つめられるより
一方的に犬を見つめて
そんな犬バカが一人でも多くなると、
もっともっと幸せな犬が、増えていくのではないかな。

癒されるより癒しましょう。
咬んだらなめちゃうよ!(変態か!)

リラックス!
ユーモア!
そしてなお、
リラックス!

深呼吸して、犬を笑顔で迎えて!

攻撃性は封じたらいけません。
攻撃性を忘れさせるのです。
攻撃の集中を途切れさせて、あなたの楽しげな呼びかけに反応させましょう。

これはね、
どんなトレーニングでも共通の方法。
あなたに集中させるのです。
そのためには、犬の一番の理解者にならなければいけませんね?
いけませんよ。

一緒に頑張りましょう。

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