私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

脳を育てるためには(2)




人間の言葉を理解させる。
それは一体どうやればいいのか・・・

まず、
犬をパニックにさせない、ということ。

人間の言葉が一切わからない犬に対するのですから、
ああだこうだと、怒りの言葉を浴びせ続けるのは絶対に避けてください。
むしろ!
あなたが、犬の言葉を覚える方が、てっとり早い
そう思いませんか?
(カーミングシグナルなど、犬の行動パターンを勉強しましょう)

ただ・・・
親離れが早く、兄弟での遊びが少ない犬は
犬同士のなだめの合図である、カーミングシグナルがわからないかもしれません。
が!犬をあなどってはけません!
カーミングシグナルを日々発しているのにあなたが気がついていないだけかもしれませんね。
叱られた時、生あくびをしたり、
まばたきが多い、視線を逸らす、
このような行動が現れた時は、叱るのを即、やめてください。
あなたの興奮をなだめるための合図なのですから。
そこであなたが叱るのをこらえられれば、
あなたは尊敬に値する、と犬から認められると思います。

反対に犬からの合図に気がつかなければ
犬は言葉を発しなくなるでしょうし
あなたのことを、「話の通じない人」と思うかもしれません。

若いが故にパニック的に興奮します。
そのときあなたに出来るただひとつの事は
犬をなだめる事です。
脳の興奮は大きな音で劇的に鎮まる、という研究結果があることを
ムツゴロウさんのところで勉強しました。

一喝。(犬も無礼な行動には「ガウッ!」と一喝しますね!?声で一喝ですよ。
ぶんなぐるのはお話しになりません。)

できますか?

犬がひるんだら、一転、普段のあなたに戻ります。

まだ生後3ヶ月くらいの子犬なら、
首を掴まえてひっくり返すくらいどうってことはありません。

ただ・・・
叩いてはいけないです。
犬は叩きませんので。
「犬は噛む」
そうですね、だったら噛み返せばいいじゃないですか?
そのくらいのぶつかり合いの覚悟も時には必要。
子犬を育てるときに遠慮はいけません。
テクニックに頼るよりも、ぶつかり合っでも犬を制御できれば、
将来反抗的になった犬も、大きく道を逸れさせずにすむのかな?
と思っています。


肝っ玉飼い主目指して頑張りましょう。

Copyright © 2021 私は社会化のドッグトレーナー All rights reserved.