私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

トイレトレーニング(5)



広い場所にシーツを敷き詰めて
「おしっこ」
という言葉を覚えさせながら、
同時にサークルの中でも
トイレのトレーニングを行いたい、
そういう方のためにひとつのサークルの形をご紹介します。

下のサークルをご覧ください。
このような形のもの、最近出回っていますね。
トイレを教えるのにはよく考えられた形だと思います。

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トイレを寝床から離すことができます。
トイレを一つの部屋として区切れるので
寝て起きた犬を、トイレの方の部屋に入れて
済むまでトイレに入れておくことができます。

子犬はおしっこを頻繁にします。
寝て起きておしっこ、遊びながらおしっこ、
食べてはおしっこして、水を飲んではまたする・・・
みたいな。

こんなに頻繁におしっこをする犬を
自由に部屋に居させるのは無謀ですね。
オムツをはずした赤ちゃんがうろちょろしている、
そんな状態。

子犬は月齢+1時間は排泄を我慢できると言われています。
これを応用すれば、
クレートまたはサークルの寝床で1時間寝かせて
(それ以上寝ているのなら寝かせてくださいね)
起きたらトイレに誘導します。
ただ、これはじっと寝ているときに我慢できる時間なので
遊んで体を動かしていると10~15分おきに
おしっこをする、そんな犬もいます。
なので、サークルを使ったトレーニングと併用する形で
部屋にシーツを敷き詰めてくださいね、ということなんです。

このことからわかるように
トイレのトレーニングは、飼い主さんの管理の仕方、
そこにかかっています。
時間と場所ですね。

あとは、おしっこやうんちの素振りが見られても
大騒ぎしない、ということも大切ですね。
緊張した場面、場所では出るものも出ない、
それは我々も同じだと思いますので。

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