お店でトイレトレーニングの相談を受けることは多いですが・・・
みなさん、たいていこうおっしゃいます。
「叱っているのですが、全然覚えないのです。」
・・・
トイレシーツの説明書きに
「失敗したら失敗した場所に鼻をこすりつけて叱る」
と未だに書いてある商品はあるのでしょうか?
むか~し、昔、飼育本には書いてありましたよね。
やってましたもん・・・。正直言うと・・・。
しかし・・・
今でもそれを信じて疑わない方もまだまだいる、
ということにはびっくりです。
鼻をこすりつけて、何を教えられるか、ということです。
冷静に考えれば、意味のないことなどよくわかりますが。
これは絶対にやってはいけない叱り方です。
というより、トイレの失敗は叱ってはいけないと思います。
なぜかというと、
おしっこやうんちをする、そのことがいけないことだ、
そう誤解する犬が多いからです。
誤解した結果、
あなたの目を盗んで隠れて用を足したり、
我慢に我慢を重ねて、とうとうとんでもないところで
「じゃ~~~」
って・・・。
我慢の限界でした・・・、みたいな。
理想は!
飼い主さんの見ている前で
「どう?すごいでしょ?」
という顔をしながら用足しできること。
そうなれば、指示でトイレをすることも可能になります。
そのためには、
やはり失敗をさせないことです。
で、おすすめは
場所を制限すること。
時間を管理することです。
そのうえで、シーツを敷き詰めてどこでしてもOK状態の部屋でのみ
遊ばせる、ということです。
まず、トイレの時間をノートに記録しましょう!
いつするのか、
どのくらいの間隔でするのか、
する前に決まった動作をするか。
ということをノートに記録してみて下さい。
そのためには、部屋中シーツだらけ、敷き詰めておいてくださいね。
敷き詰めてあるので、
どこでしても成功です。
出たことを褒めて、喜んであげましょう。
ご褒美をあげればさらに自信がつきますよ。
サークルに入れている間我慢してしまう仔には
とっても有効な方法です。
見ていなければ記録できませんので
トイレトレーニングのためには時間を割くことが重要です。