チャーリードッグスクール

私は社会化のドッグトレーナー

食事の中断が喜びになる!?




人がそばにいると、フードがじゃかじゃか降ってくる
という体験をした犬は、期待感を持つようになります。

今度はその期待を、さらに大きくするための
あなたの試みを提案します。

お肉やおやつなど、犬の大好物は何ですか?
食事が終わったその瞬間、食器にそれを入れてあげましょう。
「どうぞ」
とか楽しげに言葉をかけてくださいね。
夢中で食べましたか?
ではもうひとつ。
今度はおすわりさせて食器を少しずらしておやつを入れます。
食器を犬のほうに押しやって
「どうぞ」
でまた食べさせます。
ここまでやって犬に緊張感が無いのを確認してください。
食器を守りたがる犬は、体が硬直したり
目つきが変わる、そして唸ります。
そうなったらまたレベルを下げてやり直し。
食器には触らず、おやつを入れるだけにします。
あなたの手が近づいたり、食器に触れると、
取り上げられるのではなく、もっといいことが起こる、
そう思わすことができたら成功です。

そうなって初めて、食べている犬の体に触れてみましょう。

少しでも嫌がる素振りが見られたり、緊張するようでしたら
無理せずにレベルを下げてください。

犬の体に触れるときらきらした目であなたを見るところまで
行ったら、最後は食べている途中でフードを手ですくって
食べさせてみましょう。
唸る犬をここまで来させるのには、勇気と根気が必要です。
食事と人の存在にマイナスのイメージが抜けきるまでには
長い時間がかかることを肝に銘じていただきたいと思います。

ここまで、具体案として食事の時の対策をお話しました。
他の唸りに関しても、基本的に姿勢はかわりません。
唸って守る物があるのなら、その守るものよりもっと
素敵な何かをセットにして
守らなければいけないという強迫観念を取り除いてやる
ということです。

ただ・・・
唸りが深刻味を帯びている場合はぜひ専門家の手を借りてください。
犬に何が正しいかを教えるために、
禁止の言葉、態度、接し方は、飼い主さんには難しいからです。
技量の問題、経験ですかね。
愛情だけでは犬は育てられません。
厳しい言い方ですが、誤解しないでほしいのですが
愛情が無くても、正しい行動を教える事は可能です。
愛情がプラスされれば、
正しい行動が犬にとっても喜びになるのではないか、
そう思います。
それが理想なのですが・・・