唸りやすい犬はいますね。
(遊びで発するガルルゥ~は問題ありません。)
唸り癖、みたいに定着していませんか?
もともと怖がりな犬は唸りやすいです。
これには注意が必要です。
また、反対に強気な犬の唸りは、服従訓練等、
基礎的なトレーニングの強化、
飼い主さんの行動の一貫性など、
違った取り組みが必要です。
今日と明日お話しするのは、(さらに長くなったらごめんなさい)
恐怖心の強い犬、怖がりさん、ビビリやさん
こういった性格の犬が陥りやすい唸り癖についてです。
それについて、考えてみたいと思います。
その前に・・・
怖がっている犬が、(目の前に恐怖を感じさせるものがあるとき)
取る行動には3つあると分類されています。
1:固まる
2:逃げる
3:戦う
固まる、とは文字通り、怖くてぶるぶる震えた状態。
尻尾はIN、目は大きく開かれ、ハァハァ息が上がっているでしょう。
この状態の犬をさらに追い討ちをかけるように
叩いたり蹴ったり・・・
また、逃げ場がないと感じた犬は
3番目の戦う=咬む行動に出るでしょう。
いきなり咬んだ、と人間側が思っていても、
実はそこに至るまでに犬の中で恐怖心が風船のように
膨らんでいたのだと、
ぜひ想像してあげてください。
想像する心の余裕が欲しいです。
また、大抵犬は警告のために
唸ります
警告です。戦うためにではありません。
「これ以上近づいたら攻撃するよ」
「それ以上嫌な事をすると、咬むよ」
簡単に言えばそういっているのでしょう。
なんて生意気な
そう思いますか?
それとも、ひるみますか?
あなたなら・・・どうしますか?