私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

パピーティーチャー


ペットシッターSOSの認定パピーティーチャー
をご存知でしょうか?
なかなか、難しい分野ではありますが、SOSが
近い将来フランチャイズ化していくそうです。
(実は私もまだ筆記試験が残っているのです)

さて・・・

なぜ、動物には社会化期があるのでしょう?

動物は生き延びていくために、獲物を捕まえなくては
なりません。
しかし、自分が獲物にならないように、知らないものには、
警戒心を抱き、近づかないという事も必要です。
そこで、動物には、狩りに必要なものか、そうでないのか、
危険か、危険ではないか、ということを
成長過程で見極めなくてはなりません。
社会化期とはそのために、存在するのだそうです。

社会化期では
さまざまなものを、確かめるために好奇心の方が、
警戒心に勝ります。
警戒心の出てくる前に、好奇心を利用して
これから出会うであろう、いろいろなもの、人、音、
シュチュエーションに慣らす、危険でないことを
教える、ことが、社会化のトレーニングです。

社会化トレーニングを行うとき、一番大切なことは、
犬にとって、好ましい形で、刺激を受け入れさせる、
ということ。
要は、無理をしない、犬にとって「いいこと」だと
感じさせられるか、が大切。
性格の違いによって,進め方も違います。
絶対にパニックを起こさせないことが、必要です。

いまだ、しつけと訓練は混同されています。
しつけとは、毎日のくらしのすべてが、しつけなのです。
訓練とは、飼い主さんと犬とのよりよい関係作りのために
しつけの補助的役割をもつもの、
と私は位置づけています。

一番重要なことは、飼い主さん自身が、
犬にとって危険な存在になっていないか、という
ことです
恐怖による支配は、楽しさを生みませんからね。


次回より、6ヶ月までに済ませておきたいトレーニング
について、お話いたします。

 明日は、「名前を心地よいものにする」です。

     

Copyright © 2021 私は社会化のドッグトレーナー All rights reserved.