私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

しつけ教室の続き

さてさて・・・仲間意識が芽生えたからと言って犬同士で遊ばせるわけではありません。基本は犬と飼い主さん。一本のリードで繋がれています。緊張感の無いリードの状態でしょうか????ですか?私のリード使いの自論は「たるませて」です。「そんな事言っ…

しつけ教室

一昨日の記事へのPanさんからのコメントにお答え、捕捉をさせていただきましょう。このブログは、コメントでどんどん参加していただくものですので、皆さん、記事の次にはコメントを必ずチェックして、またよかったら参加してくださいね。しつけ教室 (Pan)…

社会化は万能ではない

問題行動の大きな原因に社会化不足が挙げられる事に異論は無いと思います。しかし、では、社会化が出来ていれば将来、問題行動が何も起こらないかといえば、そうではない、それが命の難しさですよね。環境、遺伝それらに左右されながら生きる、犬だけではな…

落ちつけ!自分!byココ

またまたココちゃんで~~~す!!!この仔は本当に楽しい仔で、ですねぇ~、健気ですし、世話焼きですし・・・大きな犬に転がされたって、必死で踏ん張る頑張りやさんです。この動画は、私が帰宅した時のもの。いつもはこのまま、構わずに入っていきます。…

過ぎた行動は忘れて

さてさて、我に帰ったチャーリー。あなたなら何を言いますか?「吠えたらだめよ。」ですか?「もう大丈夫、吠えないよ」ですか?「怖くないのよ、よしよし」ですか?私のトレーニングでは、褒めていただきます。「いいこだね」一言。我に返ったことを、肯定…

褒めることは肯定すること

カテゴリー、トレーニングに対するひとりごとシリーズ(?)続きます。つぶやきですかね。ぼやきかな???今日は褒めることについて。褒めることについても相当認識にずれがあるようです。トレーニングの褒め、日常の褒め・・・犬にとっての最高の褒めは何…

音恐怖症

ここのところの検索を見ていると・・・雷恐怖症、多いですね。今年は雷、よく鳴りますからねぇ~。ご存知の通り、我が家はココが雷恐怖症です。が!!!今年のココは違う。薄々感じてはいたけれど・・・克服しつつあるようです。この経過と、取り組みはまた…

想像力は優しさの素

トレーニング、飼育に関するつぶやきシリーズ(?)始めます。^^私たちが新しい環境に慣れるときのことをよ~く、考えてくださいね。目をつむって、その時の気持ちを想像しましょう。例えば・・・(極端な例で失礼、ですが)部屋の真中がトイレで、そこで…

安全距離に左右される犬たち

昨日のお話しの中、社会化というのはその安全距離を狭くする作業のことを言います。が、少しわかり難いかと思うので、もう少し説明しますね。自然界、野生では安全距離を広くとる必要があります。??????????またまた、ややこしくなりましたか?犬…

安全距離、見えないなわばり。

昨日のお話の続きになります。レッドゾーン、ボーダーライン、セーフティーゾーンの関係は大丈夫でしょうか?セーフティーゾーンのことを安全距離と言ったり、社会的距離と言ったりするのかな、と自分では認識しているのですが・・・(どうなんでしょうか?…

ボーダーライン

認定ペットシッター養成講座のテキストでのお勉強を始めます。お馴染み、西川文二先生執筆・監修,パピーティーチャーのためのテキストです。レッドゾーンとボーダーライン何がレッドでボーダーなんだ?ということなんですが・・・恐怖や不安、に対して脳はど…

社会化って何!?

社会化という言葉が知られるようになってきて、いろんなところで目にする機会が増えてきました。では一言で社会化と言えば・・・う~~ん、そうですね。動物が、生きていく社会に馴染むための脳への刷り込み。って感じですかね。極端に言ってしまうと、将来…

攻撃性・・・封じるか、忘れさせるか!

さてさて、とんでもなく長~~~くなってしまった攻撃性。ひとまず、終わりにしましょう。これからしばらくまた社会化をお話ししたいので。攻撃性の問題は、なかなか厄介です。なぜなら、人間側が攻撃的である、と思うことが犬には、犬の社会では当然の行為…

犬との約束

君たちを見ていると毎日のことだけど生きていることをこんなに感謝したくなるのはどうしてだろう。自分だけではどうだっていいように感じてしまうけど(おいおい)何かのために、夢中になれるっていうことかな。そんな君たちにひとつだけ約束を。犬と飼い主…

脳を育てるためには(2)

人間の言葉を理解させる。それは一体どうやればいいのか・・・まず、犬をパニックにさせない、ということ。人間の言葉が一切わからない犬に対するのですから、ああだこうだと、怒りの言葉を浴びせ続けるのは絶対に避けてください。むしろ!あなたが、犬の言…

脳を育てるためには(1)

今現在のペット流通の仕組みを根底から変えていかないと、犬を犬らしくその仔が持っている、犬としての良い気質を育てられないのではないか!?そう考えます。まず、母犬。姿形を優先させた繁殖ではないでしょうか?ある、形を追い求め過ぎると、攻撃性が表…

脳を育てる

犬の脳は非常にシンプル。これは犬を馬鹿にしているのではなく、事実なのです。ここがわからないと、犬が言いつけを聞かないとか、何度言ってもわからないとか、わかっているくせに、しないとか・・・腹の立つことが多いでしょう。わかっていれば、しょうが…

それは支配性ではない

昨日の宿題は提出できそうですか?はい、支配性の高いボスザル、いかにもセロトニンが少なく、攻撃性が高い、我々の犬に対する感覚からすると、そう思いませんか?しかし!違う・・・ボスザルは、静かで落ち着いている。群れを守るときだけ攻撃的になる。セ…

支配性に対する誤解

動物感覚の著者、テンプル・グランディンによる情動による攻撃の分類をご紹介します。なぜ、この攻撃性のお話をするか、ということの確認ですが。「この犬は支配的だ」簡単に発せられるこの言葉。支配性という言葉の前に、飼い主さんは無条件に心が萎えてい…

攻撃、考えたくもないけど考えないといけない項目

もう、何度もご紹介しています、「動物感覚」この本から今の時点で学んだことをお伝えします。今までの経験と重ね合わせて、納得できる理論なので。 動物感覚―アニマル・マインドを読み解くテンプル グランディン,キャサリン ジョンソン日本放送出版協会この…

攻撃性の種類、犬の習性を知る(2)

続きです。攻撃性には2種類あります。本能に組み込まれた攻撃性と、学習によって変化する攻撃性です。本能に組み込まれた攻撃は、昨日お話ししました。「殺しの行為」です。どんなに小さなチワワでも、本能として持っているのです。おもちゃを咥えて、ぶる…

攻撃性の種類、犬の習性を知る

今日は犬の攻撃性の種類について考えてみたいと思います。それは犬を知る事でもあるので考えたくはないことでも、必ず考えておかなければいけません。咬みつきは特別なことではない、飼育方法、環境によっては犬を「歯を使って意思表示する存在」にしてしま…

咬みつきの興奮を通り越させる

えっと・・・今日は記事はお休みというわけではないんですよ。下の動画は我が家のあられです。咬み猫です。だいぶ、というかすっかり落ち着きましたけど・・・まあ、しつこくすれば「シャーッ」っと怒って咬みつきます。犬よりも猫の方が、咬みに至るまでが…

自ら近づくことが大切なことなんです

能動的な体験が必要だとお話しした、そのことについてです。食べることはまさに、能動の極み。また、匂いを嗅ぐというという行為も能動的ですね。自らの自発的な行動です。自分がしたいからする、簡単に言えばそうなります。また、行動の後には良い結果を与…

適切な刺激と社会化

社会化についてお話していますが・・・お気づきですよね?カテゴリーは「攻撃性」です。攻撃性は(どんな問題行動も矯正より予防が大事)まず、社会化の時期の育て方が大切ですよ、ということなのですが伝わっていますでしょうか?言葉が通じても、このよう…

嗅覚を利用します。

おやつを使うと、犬本来の狩猟本能を発達させる、などという理論を耳にしました。ショックです。本能というのは押さえても遺伝子の中に組み込まれているものですのでいずれか現れるものです。どんなに押さえても現れるものが本能なのです。本能に怯えて、そ…

フードを使わないと話になりません。

あなたはあなたの犬に 他人からおやつを貰いたくない人ですか? ダイエット中で貰いたくない、と言うのは抜きですね。 私の手から貰って欲しいの。 できればお行儀よくがっつくことなく、待て、いいよ、で食べて欲しい。 そんな事を考えていませんか? これ…

社会化のトレーニング

さてさて、そんなわけで社会化です。ようやく本題・・・そのまえに社会化についての復習的なこと、いいですか?(またまた前振り・・・長いかなぁ~)動物の社会化期には、好奇心が警戒心を上回っています。なので、新しいこと、新しいものに積極的に近づこ…

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