私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

視線を外す(オンリードのおいでの続き)

オンリードのおいで もちろん、オフリードの時も同じように動きます、というか・・・反対ですね。

オフリードの時の動きのようにオンリードでも動けますか?ということ。 リードがついていようとついていまいと、動きは同じ。

子犬の頃から練習できます。

リードは命綱ですが、それは飼い主側だけの思い込みになっていないかどうか。 確かにリードでつながっていれば犬をコントロールできますので事故防止になります。

ただ・・。

リードがついていないと糸の切れた凧状態になってしまうということ、制止も聞かずに飼い主から逃げ出す そういう犬との関係は・・・?

ひょっとしたらリードに頼り過ぎて、リードでのコントロールが過剰だから犬はそこから逃げるように 飼い主から離れたいのかもしれません。

ただ、犬によって距離の取り方、必要な距離は違いますので、どこかへすっ飛んで行ってしまうという心配も 意外に3メーターまたは5メーター離れたところで犬はこちらを振り返ったりします。

良くないのは、飼い主がリードを握りしめて心配顔で犬に向かい過ぎていること、でしょうか。

それは周囲のものへ突進や吠えにつながります。

だから特定の人がリードを持った状態で突進吠えが出る、ことにつながります。

守り行動でしょうね。本能的なもの成長によって現れるものだと思います。 守るのはOK 。ただし自分を守られたくない、という感覚は必要でしょう。

吠えるのは嫌、でも自分だけの犬、自分だけを見てほしい、というスポイルは犬を混乱させますます吠えやすい状態にさせてしまうかなと思います。

そのくらい精神的なものの左右することが大きいと思うのですね。

だからいつも一緒にいる飼い主さんとの間での問題は根が深いのだと思います。

オンリードのおいでの時、背中を向けて歩き出す時 「何で行っちゃうんだよ」 って、文句を言うように吠える犬、歩かず座り込む犬、拾い食いを始める犬 います・・・。

それによって飼い主は自分のところに来ると経験しているからです。言葉を変えると飼い主をオペラント条件づけしている、といえますし、さらに言うと 飼い主をコントロールしています。

飼い主が視線を外すことを癖づけないと、このように犬が飼い主をコントロールすることは多いように思います。

特に小型犬。

お互いにコントロールし合ってしまっている、だからどちらにとってもまずは目を切って、意識を切る インターセプトするし合える仲になろう、とお願いしたいです。 過干渉からの脱却です。

そのためにも、無用な指示や視線なしで、ついてきなさい、追いついた、追いつくことで満足だからご褒美はなしでも満足、そんなニュアンスを理解できるようになってほしいです。

コマンドでしたがわせるのとは天と地の差があります。

そういうニュアンスも理解できるでしょうか? それが犬を知るということなんですね。

さてでは、ギゼラママさんの動画を解説していきます。

まずその前に今年1月の記事ブロマガですが

 

ゆっくり歩くシグナル

http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-2206.html

を読んでみてください。

記事の中の写真のように、大股でゆっくりカーミングシグナルを出してあげるように歩きだすと良いと思います。

 

http://youtu.be/tLUYXzpgLsw

 

ギゼラちゃんは訓練所で訓練を受けてきたワンコさんなので、リードの張りがコマンドになって それで戻ってきているように思います。

 

IMG_2888.jpg

今の段階ではこれで花丸ですね。

たぶん他の会場ではギゼラちゃんからこのように視線を外すことは難しいはずです。 この会場でのママの安定ぶりがうかがえるかなと思います。

さらに安定してくれば リードが張ったとき、手の中に収めてあるリードの余り分をさらに伸ばしてみることができるようになってくると思います。

リードが緩んだ状態で合図はリードの張りから飼い主さんの動き、そして自分が飼い主さんを守るのではなく 求められているのはついていくこと、というメッセージを送れるようになるはずです。

アドバイスというアドバイスではなかったかもしれませんが、今はこれでOK 。 そしてこれからさらにリードを緩められるように。

頭の中にリードがない状態を想像して。そして家でもリードのない状態で練習してみていただきたいと思います。