私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

待つことでフラストレーションを起こさせていませんか?もっと切り取りましょう

下記のようにFBの方に投稿しましたが その中のキャプチャリングという言葉に???となった方いますか?

 

 

 

クリッカートレーニングを行う時にはまず クリック音を二次強化子(=条件づけて簡単に言うと犬にとって好ましい音となったもの)にします。 その方法は クリッカーを鳴らしておやつ。 クリッカーを合図にオスワリをさせるのでも、アイコンタクトをさせるのでもありません。 クリックして0.6秒以内におやつを与えるのが良いです。 (名前を呼んでおやつも上記の方法と同じです) この過程は古典的条件づけといいます。 そして次に、好ましい音になったクリッカー音を使っていきます。 犬に行動を引き出しクリッカー音を鳴らしてそれは正解というマークをして、だんだん「こうしてほしい」という行動に近づけていくことをシェイピングと言っています。 多くの初級から中級コースではこの過程をみっちり行うと思います。 シェイピングという方法は、 マットの上に伏せてほしいという最終的な行動をさせたい場合、マットを出すと犬が見るでしょう?そこでクリック→おやつ。 マットに正解があると犬が感じて部屋に置かれたマットを見たらまたクリック→おやつ。 マットに近づいてみるかもしれません、そうしたらまたクリック→おやつ というようにだんだん行動を引き出していきます。 これを言います。 もしマットと違う方向に行ったり、もっと行動形成が進んでマットの上に座ったり、マットをガリガリしたりしたら マットの上に乗っているのは正解だけど、伏せてもらうために、悪あがき的に^^;自分のできる行動をする犬の その行動は無視し(=クリッカーを鳴らさない)伏せる行動に至りそうな行動をひたすら待つわけです。 こういう時私がよくやる方法は まずキャプチャリングで伏せた時にクリック→おやつをやっておきます。 犬が自発的に伏せた時を狙ってクリック→おやつです。でマットを出してシェイピングを始めると 犬は伏せる行動とマットを関連させやすいと思うのですね。 こうやって環境を整えてあげるというのがトレーニングをうまく進める方法ではないかなぁと思って 私自身はクリッカーを使わなくても言葉などでも同じようにシェイピング・キャプチャリングを使っています。 キャプチャリングって言うのは切り取る作業ですね。 シィピングは形作る。シェイピングがクリッカートレーニング、と思っている方もいますがどちらもクリッカートレーニングに欠かせないわけです。 そしてどちらも、クリックする、クリックしなければいけないということ。 必ずクリックする ・・・ 必ず褒めるという時犬の行動を見ていないとか、褒め忘れるとか、遅れるとか、そういうハンドラー側の行動を修正するためにもクリッカーを持たせるのは良いトレーニングだと思っています。 原理をしっかり学んでいただきたいのは、形だけにならないようにしてほしいと思っています。 犬がクリック音を二次強化子とすっかり認識すれば ワンクリック→ワントリーツ でなくてもうまく行動形成ができるようになっていきます。 クリッカー音はおやつを約束された音=正解のマークで、私たちもそうですけど、もらえる品物より正解が嬉しいような そういう段階まで進めるはずなんですよね。 そういうトレーニング的な考え方をしっかりマスターして、なおかつトレーニングモードに一日中なるようなバリバリ感をなくして^^;犬との暮らしを楽しみたいものです。 あ、それで歩行時へのクリッカーというのは 機械的な音なので犬に届きやすいです。おやつを一回ずつ与えるということは不可能ですので流れの中で鳴らす 後でおやつをあげても良いのでワンクリック→ワントリーツにこだわらないように。 常に名前を呼んでおやつのように クリック→おやつ で古典的条件づけをしっかり行ってください。 また、犬に出会って興奮してパニック状態の犬の行動形成ではフラストレーションが大きすぎますので(待ちすぎるから、あれもこれも違うという行動ばかり出ますしね) こちらを見た、カーミングシグナルを出した、座った、4本足で立っている そういう行動を切り取ってあげるキャプチャリングでお願いしたいと思います。 一人で難しかったら二人一組でやってみてください。