【ブロマガ】犬の成長過程
犬目線で見る、考える
2013年9月13日 9時30分のくる天オンラインの記事です。
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本家ブログ過去ログですが。
犬目線で考える
http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-2791.html
犬の欲求の最も低次、基本の基本である生命の安全。
(参考的に・・・生理的欲求がピラミッドの一番下と言う記述もあります)
子犬が家庭にやってきて、防衛心をかきたてるようなしつけを施される時、命を脅かされたと、犬は感じる=防衛行動に出る、と言うことが考えられます。
実際、ボタンのかけ違いはここからでしょう。
自分で自分を守る、家庭内でさえも、そんな気の毒な犬にさらに追い打ちをかけるように欲求を満たされなかったり、叱り続けられたり。
人間の方が優位に立っているわけですから、人間の暮らしですからね、もっと犬に優しくても良いものだと思います。
座学でも最初にお話ししている犬の欲求。
ヴィベケセミナーでお聞きした犬の欲をどう生かすか、につながっているなと感じています。
犬を怖がらせてはいけないのです。
間違った行動にNO!・・・その言い方、表情に犬が恐怖を感じることのないように
お願いしたいと思います。
伝わらないのは叱り方が生ぬるいから、と指導されることが多いとお聞きします。
さらに強く叱って、犬の攻撃的な面が強くなったのは
犬が防衛的な気持ちを抱いているからではないでしょうか。
犬目線で考える、
ということ、皆さん実行されていますか?
犬目線で考えるということは
犬は今この時どう感じているのかという共感ですから、
犬のボディランゲージを観察することが大切です。
ということで、
犬についての「学び」は必須であるということですね。
犬はどういう動物で、どのように成長し、人とはどう違うのか。
これらをさり気なく^^;いつも気にしつつ接することができれば、
今よりもっともっと、分かり合える=充実した暮らしが送れるのではないでしょうか。
それぞれで良い、
と言われるトレーニング。
確かに。
犬目線で、福祉の則った「それぞれ」であれば、
その取る方法のそれぞれはどれも正しいもしくは犬が迷惑ではないと言えるでしょう。
私がお話した支配性云々のお話。
多くの方が「それぞれ」についての是非を論じることを避ける傾向があります。
だから、この犬のトレーニングの進展が遅いのだろうと私は思うのですね。
間違っていること、科学的にまたは倫理的に
間違っていると言ってはいけない、そんな風潮が邪魔をしているのではないでしょうか。
何に向かっているのでしょうかね。
それこそが保身、だと思うのですが・・・
私が論じること、お話を
「保身」
だと揶揄する人がいますが、自分が信じているものが
科学的倫理的に間違いであると指摘されることへのそれこそ保身ではないかと思います。
または自分が行った来たことを、ことの誤りを指摘されることからの保身。
私がこうして、いまだ完成していない理論を皆さんにお話するのは、一緒に考えていただきたいということもありますが
一番は
自分の間違いや、失敗を訂正しつつの歩みを見ていていただきたいからです。
隠しているものがないんですね。
はっきり言って裏も表もありません。
だから、飼い主さんの保身から、元読者さんの保身から、
私や私のお話に対する攻撃とも取れるものに関して徹底的に論破したいと思っているのですね。
だからしつこいかもしれません^^;
でも、私が向かう先は
「本物のトレーニング理論と方法」
です。その基礎、柱となる物はただ一つで、それぞれで良いということはない、そう思います。
台風が発生したとか・・・
気圧の変動が大きくなります。
毛布やケージ、サークル、飼い主さんのお膝の上などへの条件づけはOKですか?
少しでも心地よく、大変な時を乗り越えられますように。
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本日公開した限定アドバイザーコースの記事は犬の成長過程についてです。
「犬」
・・・
自分の知っている(と思っている)犬と、目の前の犬。
「こんなはずじゃなかった」
「え?犬ってこんな風なの?」
とか・・・。
そう個体差ですからね。個体差も含めて犬、ということになります。
犬も成長しますが、飼い主さん、あなたも成長します。
だから一年前の悩みが、今となっては懐かしい思い出なんですね。
そしてその感じ方を、どうぞ新米^^;飼い主さんに伝えてほしいのです。
そういう勇気づけられる人が少ないから、凹ます情報に翻弄される方が強圧的なしつけ方に向かってしまったり
深く学べない方がそのままだったりする現状があるのではないかと思うのです。
12月。
世の中はクリスマスムード一色になり、ペットショップでは新しい命のセールが始まるでしょう。
買える金額・・・。だから飛びつく。
悪くはない、その命のために学ぶ覚悟があるなら。
学ぶ覚悟があれば困難も乗り越えて、まあまあの暮らしの中で犬と一生涯寄り添って行けるはずですから。
学ばなければ自分を変えることを厭い、犬にばかりそして周囲にばかり問題を押し付ける勝手さに疑問を持たないのではないかな?
そんなに学ばなくても犬は飼える、かもしれませんが
この命を粗末に扱う現状は良くはならないと思います。
12月もどうぞよろしくお願いいたします。今年の締めくくり記事アップしていけたらいいなぁと思ってます。