私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

【ブロマガ】探求のスイッチをオンにする

おはようございます♪ 写真のコスモスは先日訪れたひたちなかの海浜公園のコスモスです。 コキアとの群生が素晴らしかったです。見ごろも終わり、次のお花さんたちの準備に忙しいころでしょうか? まだ咲かせているのかな? 近くの方はフリーパスで通われているそうですね。いいな。

 

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今日は10月各地でお話ししている犬が喜ぶ動き、関連記事です。 犬の喜びって何だろうね?を考えてみましょう。 新しい読者さんや、犬を飼って間もない方にはちょっと難しいお話になってしまうかもしれません。 きっと学び続けた先に、もう一度戻って読まれたときに、気づかれることも多いかと思います。 その時すべて理解できるはずがなく、だから都度都度気づきがあるから学ぶことは楽しいんだな、そう思ってます。 動物が幸せを感じる時。 動物に関して興味のなかった方にはとっつきにくいと感じられるかもしれませんね。 犬を学びだすと、他の動物(人間も含まれます)についても興味が出てくると思います。 命の共通の部分と、その動物の突出した部分に気づくことがたまらなく面白くなってきます。

 

動物が幸せを感じるとき―新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド
テンプル・グランディン,キャサリン・ジョンソン
NHK出版

↑ぜひ読んでみてください。

動物の幸せのためには、幸せを脅かすもの=不安や恐怖を克服しなければならないですね? じゃあ、動物にとっての不安や恐怖って一体何だろう?から学ぶ必要がある。動物の種によって違いがあるかもしれない。 次にそれは克服できるかどうか?できるとしたら何が克服させられる「もの」になるか。 を考えて、それを与えられるように・・・。までを考えていく本です。 かいつまんで書くと、動物にとっての幸せはその動物の 「探求システム」を活性化させることが最も有効である、ということ。 そのために、探求のスイッチを入れる、遊びや仕事を生活に用意してあげることが大切である、ということです。 不安や恐怖を避けることが大切ではないです。 ストレスを考えるとどうしても、ストレスを避けることを考えがちで、行き詰りますが 探求のスイッチが入っているときは、恐怖を感じない 拮抗されているから、なんですね。 そういう体の中、脳の中の仕組みを知っておくと迷いなく、今犬たちが不安恐怖を感じているのなら 楽しみを与えよう、という発想ができるようになってくると思います。 クリッカートレーニングの良いところは 正の強化のトレーニング法であるということ。

またクリック音は二次強化子で、条件づけられた音ですね?その音が鳴ったらご褒美が出る、正解である、と。 二次強化子は、一次強化子(食べ物)以上に喜びのホルモンドーパミンが放出されることがわかってきています。 その音が鳴ると探す意欲がわく。 その音が探求の意欲に導く=探求のスイッチがオンになる、ということです。 そしてそのスイッチがオンになっている状態では恐怖心は全面的に遮断される、ということ。

 

「クリッカートレーニングで楽しくトレーニングすること」も二次強化子になると思うんですね。なので緊張する場面、警戒する場面の刺激の少ないところからそのトレーニングをすることは、環境への対提示、と言えると思います。 簡単なところでは手のひらに鼻タッチ(タンタン舌べらクリッカーでも)をできるようにしておくと、緊張するとき手のひら見せると、探求のスイッチが入るから緊張がほぐれます。 芸、として考えず日常の中に組み込んでいくと社会化の幅が広がりますね。 これも基本的なことを理解できないと応用に行き詰りますから、だから口うるさいかもしれませんが学習理論のお勉強は欠かせないのです。

 

↑こういうことが犬たちの不安や恐怖を克服させることに繋がってきます。 二次強化子提示されることで、犬たちの不安が取り除かれる。 だからこそ、お散歩トレーニングの終盤、犬たちはリラックスした表情を見せるのですね。

おやつを食べて満足したからではありません。 おやつと対に現れる、優しい笑顔、名前、温かい言葉かけ、人間のリラックスした様子が犬の不安や恐怖怒りを鎮めていくのではないでしょうか? だから、あなたの犬にとっての二次強化子(好子)作りに取り組みましょうとお願いしています。 取り組みを頑張らなくても日々、犬と接するときに優しく、穏やかに、接することで 自然に二次強化子は増えていくはずです。

 

名前を呼んでおやつ、は 対提示のネーミング。 仔犬には名前を呼んで優しく抱きしめ、 攻撃的な犬には名前を呼んで動じない自分を提示し、従うべき人を示す。 新しい旅路に向かう、すでに食物を口にできない犬には名前を呼んであなたの慣れ親しんだ匂いを。 これがすべての基礎。 すべての集大成だと自信をもって語れるように学び続けましょう。 も~っと簡単に言うと、 名前を呼んでおやつと クリックでおやつ(クリッカーのチャージング)と同じ。 二次強化子を作るということ。 好き嫌いではなく、命預かるものの究極の取り組みです。 一次強化子と言われる食べ物よりも、時と場合によっては二次強化子の方が命にとって必要なもの欲するもの、要求を満たすものであることが研究によって明らかになってきました。 ネガティブなトラウマを上書きする・・・二次強化子を有効に使えるかどうかにかかっていますので、基本的な勉強はお願いします。

 

犬が幸せを感じる時は・・・? 不安や恐怖にさらされていない落ち着いたとき。 では犬の喜びとは?幸せを感じる時、だから喜ばす動きとは、落ち着いた状態に持っていってあげられる動き と言えるのではないでしょうか?

そういうことから犬同士のカーミングシグナルは犬を喜ばせるわけです。 人間のインターセプトもそうであったらいいと思いませんか?