私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

その言葉はその状況でどういう意味を持つのか

むぎ君(ラブラドール)とchoco.ちゃんと。 少しこのシグナルと状況とを見ていきましょう。 4枚の写真しかありませんが、これ連写でたくさん撮ったらかなりおもしろかった もちろん、動画だったらもっと。^^ まずはむぎ君のママ(お姉さん?)がchoco.ちゃんにおやつを渡しているところです。 choco.ちゃんの後ろ足に重心がかかっているであろう体つきに目が行きます。右耳が平常の形で 左耳が少し持ち上がっているのは左側のむぎ君の動向をチェックしているからでしょうね。 たぶん視線も行っているはずです。 むぎ君が前に動けば、瞬時に右後方に下がれる態勢かと思います。 IMG_0941.jpg ↑の一枚目の写真で、 私が犬に対して「叱らない」とはいったいどういうことなのか?どのようにするのかをお話ししてみます。 その前に、 小さいうちから、リードが付いた状態で ママがほかの子に声をかける、なでる、おやつをあげる 等に慣らす=平気にさせる ように繰り返し練習するというか、それが普通のことであるように取り組まれるといいと思います。 中には、リードがついて上の状態で、 パーソナルに侵入されたとき、相手の犬に過剰防衛=攻撃的にふるまう犬がいます。 ガウって。 我が家は多頭なので、今までそのようになったことは一度もありません。 十数頭飼ってきた犬の中で唯一食べ物を死守する^^;ココでも、 私が渡すものについて、自分を主張することがありません。 私があげても怒らない、ということ。 怒るのはしょうがない、って思っているうちは、こういう社会化は完成しません。 平気になれたほうがうまく立ち振る舞えるように、さり気なく犬をリードしてあげてほしいのです。 では、どうするかというと・・・。 むぎ君のママさんのリードの持ち方=短めですね、突進するこの場合はこのようにしてあげてください。 リードを緩めましょう、というとこういう場面でもリードが長すぎる方が多いものです。 リードは短く、できればテンションをかけずに。 もし、むぎ君の位置から前に出そうになったら、おやつを持ったほうの手と体で、前に生かせないようにブロックします。 無言で。 体を使ってプレッシャーをかけることで、 不適切であるということを教えます。 失敗させない、叱らない、ということはこういうことです。 リードを短く持つ、というところから始まりますよね。 ここが全然できずに、インターセプトができないと・・・。 できません。リードが長すぎればその分、自由になる時間が長すぎて、それは許可を意味しますので ママが許してくれた、と犬は受け取ります。 そこで(失敗して)怖い顔でにらんでも(必死で叱らないようにしても)犬には相反するメッセージ 自由と怖い顔 に混乱する→聞く耳を持たない=聞く価値がない と受け取ります。 指示やほめや、フィードバックが飼い主さんはうまくいかない理由は、相反するメッセージを与えすぎるからでしょう。 なかなか難しいでしょうか? 強い優しさ は強さと優しさの相反ではありません。 やさしさというのは成功体験によって犬が暮らしやすく、またほかの人から好かれるようにすること。 そして強さとは、それを遂行する人側の一貫性です。 優しさはあるのに、インターセプトができない、これが相反ではないでしょうか? 続きます。 あ、上の写真 むぎ君はとても穏やかですね。 それを受けて、choco.ちゃんも後ろへ下がる用意はあるものの、決して緊張や攻撃的な警戒はないです。 尻尾は緩やかで、先の方が上に持ち上がっていますよね。 ポジティブな感情だと思います。 こんな感じで下の3枚もお話しさせてくださいね。 IMG_0940.jpg IMG_0939.jpg IMG_0938.jpg