私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

パック理論

犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていること
アレクサンドラ ホロウィッツ
白揚社



パック理論というのは聞いたことはありますか?

アルファシンドロームは正しい?
http://profile.ne.jp/ask/q-5613/

↑のリンク先にも(ちょっと、かなり前の情報ですけど)専門家の困惑^^;はっきししない
どちらとも言えない、という意見が載っています。
正直言えば、私もその頃でしたらはっきり言えない、ということは確か、かも。

オオカミの群れの理論が、本当の群れ(家族の群れ)ではない、寄せ集められた
いびつな群れでのヒエラルキーから導かれている、ということが『犬から見た世界』の中のそうですね
P76くらいに載っていますので読んでみてください。
犬と狼の大きな違いというのは、
犬はヒトにアイコンタクトを求める=確認する
そういう動物だ、ということです。
特に、日々接している犬からは「これでいいの?」
というコンタクトが頻繁に得られると思うのですね。
それに対して私たちは、「それで良いよ」「今はそれはダメ」
と・・・アイコンタクトを返し、犬たちに分かりやすい方法でメッセージを返す。
そういうコミュニケーションを、普通に行っていると言えると思います。

誰に教えられなくても。

私たちは知っているんですよね、たとえ学問的に『犬には感情がない』
と言われた時代でも、
「いや確かに彼らの中には感情がある。不安だから攻撃的になることもよく分かる」
と思うタイプの人がいたはずです。
そういう人に私はなっているかなぁ^^;って、なっていたいなぁって思います。
それが犬目線で考えるということ、自然に出来るということではないかな。

群れの頂点に立つリーダーの力が誰から見てもはっきりしている時、その群れの安定は保たれる。
と・・・
だからリーダーに逆らう者=リーダーがNOと思うことをする者は
リーダーに盾ついているということだから、場合によっては力で、文字通り力で締め上げなければならない。
というのがパック理論から導かれる方法論ですかね。

多くの家庭で犬と暮らす(室内飼いをされる)ようになって、
上記の理論が時に虚しく響く=飼い主さん自身「ちょっと待てよ?」と疑問が出てくるようになってきました。
時代にそぐわない、ということも言えると思います。
文化が成熟してくると、人道的であるということに敏感になり、
人だけではなく周りに対して、良くありたい、良く生きたい、良く接したいと思うようになります。
そういう人が増えてくるのが成熟の形なのかもしれませんね。

そういう意味からもパック理論については、そのままでよい、とされるべきではないと思っています。