私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

引っ張りの矯正

引っ張りの矯正のために、トレーニングに参加しようと思われる方は多いです。
その方々のために、基礎的なお話をしたいと思います。

まずは、
使っているリードの長さを見直します。
通常の120センチ~160センチくらいのリードを使っている方が多いのではないかと思いますが
元気な仔犬だと、その長さではすぐにリードが張りきれてしまう長さですね。

また、
引っ張らせないというと、脚側位置につけようと考えて
犬が前に出たらリードを引いて犬を力づくで横につけようとする方が目立ちます。
するとどういう現象が起きるかというと、
脚側位置に着いたはいいけれど、リードはピンピンに張っている・・・
状態ではないかと思います。
犬も人も疲れますね。
長めのリードにする利点は、犬が前に、横に行っても(当然公園等安全な場所で行います。
公園までの道は、その犬と飼い主さんの条件に合わせて、小走りだったり、いつも通りに歩いたり
で仕方がないと思いますが)リードを繰り出して、リードが張れないようにできる、こと。
これは、頭で考えるより、実際やってみるまたはやってもらって確かめるとよく理解できます。

散トレでは3メーターリードを使いますが、
いつも長くしているわけではありません。
通常のリードの長さをキープ、または私の場合はもっと短くキープする時間の方が多いです。
では、どうして長いか?
先ほども書きましたが、いざという時のための予備ですね。

リードが外せる場所でリードを外してみてください。
犬は引っ張りますか?
引っ張りませんよね?
それはあなたが引き返せないからです。リードがついていないから。
犬が引く、あなたが引き返す、犬が引く・・・
綱引き状態ですね。
これを解除するために、興奮症でなければ
引っ張っているうちは前に進まない、を取り入れます。
我に返って脱力出来たら進む。リードショックを使わない引っ張りの矯正のセオリーです。
ただし、こんなに良いセオリーがあっても、お悩みがなくならないのは
犬によっては止めているとヒンヒン吠えが出て余計に興奮させてしまう(多くはリードショックで
脚側に無理やりつかせた後遺症が大きいです。後は性格。ビビり屋さんとか)
場合は、止めない方が良いです。これは飼い主さんには判断がつかないことがあるかもしれません。
グッパーで、緩みを作ることに重点を置いて前を歩かせます。
が、これはなかなか難しいです^^;
引っ張らせないことを教えるのには、フレキシリードも使えますね。
訓練用の道具として私はお勧めすることもあります。
飼い主が引かないリード使いを学べますし、犬は前に前に歩いても長ければ8メーター
進み続けることができます。しかも飼い主から引っ張られないから前傾姿勢になることはありません。

という感じで、引っ張りの矯正と言っても、一つだけの方法にとどまりません。
一つだけを求めようとすると、どツボにはまる^^;こともありますね。

飼い主さんの引き過ぎる、というリードワークは
犬が前に進みたい時自然に重心をおとして前傾姿勢になる・・・ということからも観察できます。
人間が条件づけてしまうことは結構多いですね。