私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

名前を呼んでおやつ

名前を呼んでおやつ、のデモをしていただくとき
その方の言葉でお願いします、とお話ししますが、理解についての統一はお願いします。

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名前を呼んでおやつとは

名前を呼んでおやつを食べさせるただそれだけのトレーニングです。

トレーニングというより条件づけです。

(名前)と(おやつ)の対提示による、名前を無条件に嬉しいものと条件づける手続き(トレーニング)です。

名前を呼ばれたらつい注目してしまうくらい、名前がよいものとインプットされるように、という目的です。

(   )と(   )の

中にはいろいろな言葉が入ると思います。


以上の手続きが名前を呼んでおやつの1バージョン

古典的条件づけです。

 

これは社会化の基本でもあり、先行子を作るための手続きでもあります。

先行子というのは犬の行動の前に提示される刺激です。その刺激によって、ある行動を犬に期待するわけです。


名前を呼んでおやつ二つ目のバージョンは(第2バージョン
名前を呼んでからちょっと間を置きます。

犬はどうしますか?
その子によっていろいろな行動をします。
その時の気分でいろいろするかもしれません。

座る。
アイコンタクトする。
前足をあげる。
伏せてみたり、もう一度座りなおしたり。
名前を呼んでおやつ、の時は
「座らせる」ということに目的がないのですから
犬がどんな行動をしてもすべてOKにします。
(もっと奥深い目的を言うと、座ればもらえるという物語を崩したい、ということもあります
すぐに座ってしまう子にとっては、座る前にあげてもOKです。というようにいろいろ応用していきます。)
だからすべての行動におやつ。です

名前を呼ぶ(先行子)→犬が行動する→おやつ

「オペラント条件づけ」の犬と飼い主さん双方にとっての一歩です。

大切なことは犬が行動をどんどん起こすこと。

だからこの第2バージョンは犬のやる気をアップさせるためでもあります。

思い込みを崩すためにも工夫できますね。

 

3バージョンです。↓
名前を呼んで、飼い主さんが動きまわります。

"必死でついてきませんか?脚側歩行や呼び戻しの基礎になります。"

 

これを続けていると、犬が飼い主さんの後を追いかけてくる、後ろから歩いてくる
という形を教え込むこともできます。
すぐにおやつをあげないで、ある程度時間を稼ぐと「ついて」も覚えられると思います。
犬が苦手な犬も、この基礎トレ中は至近距離の犬も気にならずに飼い主さんに集中できます。

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ということですが、今朝のオンラインの記事から転載しますね↓

で、最近の傾向として
名前を呼んでおやつは1~3まで古典的な条件づけが基本であるんだ、という確信に至りまして。
なので、初期の頃とは記述が同じでも、中身が違うか
記述自体も違うことがあると思います。

第2番目は、
オペラント条件づけの第一歩です。
ここで、オスワリをオペラント条件づけしたいとか
アイコンタクトをオペラント条件づけしたいとか、何か犬から出る行動を絞って、その行動の直後におやつ(強化子)を与えれば、オペラント反応が強化されます。
ただし、名前を呼んでおやつは?
特定の行動を抽出しません。
名前に対しての反応のみ求めます。(古典的条件づけです)

では3番目は、
脚側歩行をオペラント条件づけできると思います。
名前を呼んで飼い主が動き犬がついてくる、次第に脚側位置に来るわけですから。
しかし、脚側を強化したいわけではないんですね。
距離があっても反応できるか(古典的条件づけ)を形成しています。
私はこれを使って、歩行にはおやつをあまり使わないんです、とお話しているわけです。


どうかな?
分かりにくいかな?
これについても今年一年の課題なんですね。
トレーニングと言うものを基礎から考え直してみようと思っているんです。


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さらに、デモの時の注意点を。
第1バージョンの時は、名前を呼びながらおやつです。
間を空けません。
第2バージョンは、必ず座らせたり必ずアイコンタクトだったり、同じ行動をさせないでください。
私的には立ったままおやつをあげて欲しいとさえ思っています。
第3バージョン。
間違えやすいことは。
おやつを手に持ってマグネットで誘導しないでください。
名前に反応させたいんですね。
また名前だけでお願いします。「おいで」などは使わないでください。
大勢の中ではなかなか引きだせないかもしれませんがそこは継続して取り組んでくださいね。




以上、プリントアウトして保存、復習してください。



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