私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

弱化子(罰)といっても犬が恐れるものだけではない

仮に「NO」で制止させたい場合は
NOと「犬が怖いと感じる人間の行動」と対提示することなく
NO=その行動は違う
という意味づけを与えられれば(対提示できれば)いい、と思うのです。
ちょっとややこしいですかね。頑張って。

ということから、例えば

甘噛みをされて痛い時、
噛んでもらいたくなければ噛めないようにして
普通の声で「NO」を言えばいい。
言い換えればNOと対提示するものは噛めないようにしている行為です。
その行為とは
噛ませたくないのなら立ち上がればいい、足を噛むのならその場を離れればいい
というようなもの。
それが伝わるまで何回も、何日も繰り返す。

やがて噛みたいけど噛めない状態をNOということが伝わるし、
NOと言えば、噛めない状態=噛んでいない状態、になる、という理屈です。

多くは大騒ぎして犬を興奮させすぎてのっぴきならない状態に追い込んで余計に噛むんですね。
その時の「NO」は、次第に大きく、次第にヒステリックになって行くでしょう。
そして犬はさらに興奮する。
たがいに強化されます。
強化されると、NOだけでは効かないということで
口に手を突っ込んだり、マズルをつかんだりというように罰的な処置がエスカレートしていきます。

NOに対提示するものが何か、をしっかり考えて。そうすれば
いたずらに犬を怯えさせることなく、行動は制止できるはずです。

ただし、こちら側の見識は必要でしょう。