私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

辛抱は徳

犬が吠えかかる、飛びつきながら空咬みする。何度も何度もする。こちらは反応を返さない、すると消去バーストを起こしてさらに激しく飛びつき吠えて咬もうとする。でもその行動に意味を与えないように反応を返さない。 次第に犬は落ち着き伏せる。こちらが動くとまた始まる。

確認、相手を確かめる。自分にとって脅威になる行動をする?あなたは危険ですか?という確認行動でしょう。もともとの気質と、これまでの経験で、そういう行動を選択するようになった犬たち。必要なことは継続した社会化。それは継続したトレーニングを意味します。

確認・・・試し行動というものでもあると思います。だから気が済むまで行うのです。人はそれに我慢できずに怒ってしまうから、犬は「ほらやっぱりこの人は危険だ」と思いを確かにする。臆病な犬はこうして自分の思いを確かにするから、なかなか厄介ですね


犬も人と同じ情動システムに基づいて行動している。ただ、パニックに至りやすさが犬の方が強いし、犬の中でも個体差があると思う。なので、飼育の難しさに差があるのだと思う。飼育方法ではなく。

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Twitterのつぶやきをまとめてみました。昨日もご紹介しましたが。

(一番上の消去バーストですが、
私に対して吠えているので上手くいくケースでした。
無反応が決め込めたから。
だから、犬が苦手で吠えちゃう場合、相手の犬に慣らそうと、吠え続けさせて
相手の犬に悪影響を与えてしまうことが散トレなどでもありますが・・・
それはNGです。
必ず飼い主がインターセプトで。自分の犬だけでなく相手の犬のことも考えなければ
トレーニングは成り立ちませんので。)

最後の、犬の中の個体差
これによる飼育の難しさがあって、飼育方法がまずいから問題行動が出たとかではない、
そういうケースもあるよ、ということが言いたいのです。

もちろん、飼育法がまずい
何もそこまで、その時しなくても~、ということをし過ぎて犬を難しくしてしまった
そういうケースもあるわけですけど。

生まれて1ヶ月2ヶ月で唸ったり本気で噛んでくる個体、
これはまず難しい個体と言わざるを得ません。
そういう犬を多く見ていますので、ここは声を大にして言いたいところです。
ただ、私の次のつぶやきを見てください。

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 「こういう子」って言うと中にはけしからんって言う方もいるみたいだけど^^;あきらめじゃなくてその子を認めるということでもあるよね。それが尊重につながると思うのだけど。育て難い子にはまず、認めることからかなぁって。

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「こういう子」だから・・・云々というのは、あきらめて変化を望めない、と言っているわけではなくて
一昨日お話しした、相手を認める=尊重するということにつながります。
尊重するというと、当たらず触らず悪いところも大目に見る、感じに流れる方が多いのかもしれませんが、
自由を履き違えさせてはいけないと思うのですね。飼い主さんが履き違えてもいけない。

育てにくい仔、難しい子には早くから、辛抱することを教えて
基礎的なルーティンワークに没頭できるように励まし褒めて自信をつけさせなければいけません。
繰り返しの基礎訓練は心も整えると思います。
犬がやりたいようにさせる、いずれ慣れるか?決して慣れないと思います。
正しい方法が分からないから難しいのですね、生き難いわけです。
だから方法を教えてあげなくちゃ。

若さ、はかわいい。愛おしい。でもわがままは好きじゃないし許したらその子のためにはならないのです。
人が楽をするためのしつけではなくて、
犬が楽になるためのしつけ。結果人も楽になる。
似ているようで似てない・・・
何を選択するのかにもつながる大切なポイントなのかもしれませんね。