私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

パニックに至らせないように

とにかく吠える。

飼い主さん
「脳がおかしいのでは?そう見えますよね?」
と・・・?
まあ、その時おかしな状態になってしまっているという意味ではそうかも。(辺縁系に支配されている状態)
でも、おかしくはないですよ。必死なのですから。

当然、吠えは他の犬も人もそわそわとした、ざわざわとした心持にさせるので
周囲は浮足立ってしまうのかもしれませんが。そこは耐えて^^;平常心でいられるように頑張ります。
いられるようになりますから。(私はなりました)

大きな犬と小さな犬では
怖さに対するキャパ、警戒のキャパには当然、差があります。
飼育は小型犬の方が難しいと言われる理由ですね。
吠えなどに天罰法を使ってもびくともしない大型犬は多いですが
チワワにそんなことをしたら一気に吠えがパニック様になる・・・個体が多いです。

つくばの散トレ。
チワワっ子が3頭。珍しい光景ですかね。
二回目の参加のジャムちゃんはトレーニングによって吠えが減少されたとお伺いしました。

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さらなる社会化のためにこの散トレに参加してくださっています。

初参加のイブちゃんとキュートちゃん。


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イブちゃん。

キュートちゃんの方が激しく、絶え間なく^^;吠えます。
イブちゃんは目が合うと飛びついて吠えます。^^;でも、どちらもカメラを向けるとカメラ目線^^;
小型愛玩犬だわ~。


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キュートちゃん

おやつを使って仲良くなる方法を取りますが、あげ方によっては近づいてもくれないでしょう。
自分で近づいて食べられたらOK.。こちらは根気よく目を合わせないで、ゆっくり動いて
ただ待ちます。
食べている時は穏やかに褒め続けます。決して撫でたりしない。
こちらの手に体を摺り寄せてくれたら手で応えます。
吠えていても穏やかに飼い主さんとお話を続けることで、吠えは何も効果を生まないし
吠えても叱る存在ではないことを伝えます。


柴犬にも通じますが、手を出すと出した分だけ後ろに下がる個体が多いです。
これはその犬にとっては正しい行動ですね。
距離を取っています。ただ、ほかの犬種などにはあまり見られなかったりしますので(特にシャイな子以外は)
「どうして逃げるの~、ほらオイデ」
とか。飼い主さんは
「逃げないで前に行きなさい」
とリードを引いて犬を相手に近づけさせる・・・
という間違った対処をして犬をさらに追い詰めてしまします。

とにかく吠える、
吠えて自分はこちらのパーソナル関係なしに突進して吠える。ついつい人間側が辛抱出来ずに
叱ってしまいがちですね。

Twitteでつぶやいたつぶやきを載せます。

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犬が吠えかかる、飛びつきながら空咬みする。何度も何度もする。こちらは反応を返さない、すると消去バーストを起こしてさらに激しく飛びつき吠えて咬もうとする。でもその行動に意味を与えないように反応を返さない。 次第に犬は落ち着き伏せる。こちらが動くとまた始まる。

確認、相手を確かめる。自分にとって脅威になる行動をする?あなたは危険ですか?という確認行動でしょう。もともとの気質と、これまでの経験で、そういう行動を選択するようになった犬たち。必要なことは継続した社会化。それは継続したトレーニングを意味します。

確認・・・試し行動というものでもあると思います。だから気が済むまで行うのです。人はそれに我慢できずに怒ってしまうから、犬は「ほらやっぱりこの人は危険だ」と思いを確かにする。臆病な犬はこうして自分の思いを確かにするから、なかなか厄介ですね


犬も人と同じ情動システムに基づいて行動している。ただ、パニックに至りやすさが犬の方が強いし、犬の中でも個体差があると思う。なので、飼育の難しさに差があるのだと思う。飼育方法ではなく。


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吠えの意味を瞬時で見分けて、その犬の行動に合わせた対処をする。
吠え一つとっても、その犬がどういう気持ちで吠えているかを行動から推察して対処する。
ということが大事なわけで
一律、リードショックで、「ノー」の声で、天罰
というものに頼りたい気持ちと、それが正しいという思い込をまずは捨てて取り組みましょう。

叱るということは犬の警戒モード(怒りモード)にスイッチを入れ、
もはや理性ではどうにもできない状態に陥らせます。
吠えて興奮する。興奮が興奮を呼びますので、何とか落ち着かせてあげたいと思いました。

まずは歩くこと。
そして、落ち着かせるためには食べること。食べることを褒められること、それによって自信を得る。
飼い主が効果的な落ち着きを与えられること。(ホールドラッピング)
などなど。
色々なアイテムで落ち着かせられるように、日々学び、学びの武装^^;をしていきたいと思います。
情動(辺縁系)のスイッチは一度入ると次から簡単に入るようになります。
入れない工夫と、入っても我に返せる時間を早く、
そして、その対象に鈍感になれるような取り組みを。
個体に合わせて選択できるように私自身学び続けたいと思います。




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