私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

犬には犬の言い分がある

意外に多くの方が
「私は自分の犬の言っていること(言葉)がわかる」
と思っていらっしゃるようです。
大体わかる~気持ちが分かる・・・かなり抽象的だと思いますが
分かると信じ込んでいる方も含めるとかなりの数いらっしゃるのではないでしょうか。

犬の言葉が聞こえる、分かる、という方・・・人間の思っていることも分かるでしょうか?

これは皮肉でも嫌味でもなく、分からないから争いや仲たがいが起きるわけで、
犬たちの世界で言ったら、咬んだり攻撃して問題行動犬とレッテルを貼られる、のです。
分からないから、直すのも困難だということ。

犬は犬。
これも基本的なこと。
人の言葉は分からないし「分かりなさい」は犬には迷惑です。

はっきり言って私は犬の言葉が分かりません。

分からないから、カーミングシグナルや行動学を学んで、行動から察しようとするのです。

曇りない目で観察するために、ニュートラルでフラットな精神で対する努力をしています。

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最近の散トレの写真です。小田原、新横浜ですね。

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ふわふわ、ぼんやり・・・または一杯一杯で気になるものに集中。

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私たちが問題だ、と感じる行動は、その行動に対する私たちのリアクションでかなり強化していると言えます。
その人の癖が、その人の飼育する犬の行動を強化しえいるということは言えるのです。

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突進して、相手の犬を蹴散らす^^;
犬は自分で自分の行動に満足でしょう。その証拠に
飼い主さんの顔を見上げるその顔が誇らしげですから。

かといって、その行為に叱責を与えるとどうなるか。
犬によってはその蹴散らす行動がいけないと受け取る。
ある犬は、蹴散らし方が足りないと受け取る。
ある犬は、自分が行動することがいけないと受け取る・・・

散トレで観察していると、受け取り方は実にさまざまであることが分かります。
犬の表情で分かるようになります。言葉が分かるわけではないのです。

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種が違いますからね。なかなか難しいですね。
昔の犬たちはどうしていたのか?そんなに深く考えなくても、飼育が難しくなかった?
んー、でも飼育環境が違いますね。


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繁殖された犬の状態も違います。
だから、過度なトレーニング、しつけが犬を追い込むとは言い切れないです。
比べようがないから。
ただ、現代の犬は、外に係留されていないことで、もっともっと
難しい犬としては難しい環境での暮らしを強いられている、という想像はしてあげたいいものだと思います。