私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

犬たちの不安を考える

私たちと同じように犬たちも不安を感じ、不安感から異常な行動を起こすことがあります。 今回の様に大きな揺れ、地震を経験することで 今まで平気だった風の音や、あき缶の転がる音、自動車のドアを閉める音 に敏感になったり、 今までお留守番が平気な犬が、トイレに立つだけでも後追いして来たりして・・・ また、 不安な時は気分が悪くなったりします。 些細な刺激で不安感に襲われて、その結果どんどん気分が悪くなる、 するとパンティング(ハァハァする)よだれを垂らすなどのパニック症状が出たり・・・ 私たちの声も、いつになく深刻で、バタバタ動き回ったり、 犬が後追いすると邪魔者扱いに(そうしたくてしているわけではないけれど)なって、 さらに犬は不安になる。 不安感から、じっとしていられなくなる=徘徊 抱っこをせがむので抱くと、腕の中で暴れるとか・・・ 支離滅裂な行動も見られます。 おしっこを漏らしたり、脱糞したりという排泄の問題を起こす犬もいます。 一過性のストレスであれば、生命はその環境にやがて順応するものですが(かなり早く順応しますよね・キャパの大きさによって違いますが) 受けたものが大きすぎたり、 繰り返し危険に(危険感に)さらされると、生命の緊急事態で、ホルモンなどが過剰に放出されて ストレス過多となり、体調を崩す、精神のバランスが崩れるといった状態を引き起こします。 そういう状況から、命を救う、または平穏を得るためには 「一筋の希望、喜び、楽しみがある」ということではないでしょうか。 私たちは被災者の方たちに、「あなたたちは一人ではないよ、私はここにいるから」 と発信することが希望になるのであれば 自分の心の動揺をまずは鎮めて、他者のために踏ん張りましょう。 私たちの隣には、全幅の信頼を寄せる犬や猫、家族がいるのですから 強がりでもいいから、努めて普段通り、明るくふるまいましょう。 不安からヒステリー状態になる・・・ 今起こっている買占めなども、そのひとつでしょう。 多くの行事が自粛モードといっても、気分まで落とす必要はないですよね。 命をもてあそぶように、亡くなった方や困難にある方のことを忘れて生活するのではないのですから 自分の仕事に邁進したいと思います。 今現在、どこに暮らしていても災害や犯罪とは無縁ではないのですから、 恐れずに、自分自身を生き切ることが希望につながると思います。