私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

逃げるという行動を強化させないように

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自分で靴をこのように配置して眠るチャーリー。安心なのかな。

お散歩時に、犬が怖がるものに会った時の対処法で 怖いものから逃げる。これ以上怖がらせないように。 怖い場所にじっとさせているのはかわいそう。 パニックになるから逃げ帰る方が良いですか?

最初に、理想を述べます。 どんなに怖いと思っても、命が取られるほどのことはないんだよ と教えてあげることが社会化なのです。 馴化、ですね。 例えば犬嫌い。 一回の犬との挨拶の失敗で犬を恐れるようになったして、どの犬も嫌い 怖いと般化してしまった、その記憶を 犬はそこにいるだけで、自分にとって特別に意味のあることではないんだよ という結果につなげてあげたいわけです。 そうすると犬は 犬を見ても恐れたり興奮したりすることがなくなる、馴化するんですね。

だから、逃げ帰っては 怖いを肯定させることになり、 逃げ帰る安堵感で、逃げ帰ることが強化されるのです

回避反応の報酬は・・・安心感なのです。

これは人も同じ。 だから逃げ帰ることが強化されるのですね。 逃げている間に、安堵感が広がるから。 だから・・・いつまでも逃げ帰ることになる。 本当は怖いものはない、のかもしれないのに。

怖くてバタバタして・・・ 抱き寄せてもおさまりませんか?軽減しませんか? 苦しみを軽減させるためのホールドラッピング。そのリラックストレーニングは 毎日繰り返し行っていますか? あなたは犬が嫌がること、歯磨きとかお手入れとか それらを受け入れさせようと努力しない方ですか?

そうすると・・・ホールドラッピングで落ち着かせることは無理なのかもしれません。 怖いと犬が思うと、 あなたにまで唸りで怖さを表すかもしれませんね。 逃げ帰る弱さは犬を助けません。

何が弱くて何が強いかは犬の社会を見て判断しましょう。

犬は同情よりも、無反応を求めます。

無反応は、安堵につながる。 私はそう思うのですね。

だから人が、あたふた落ち着きがないことや、不安を示すことが 犬にとってはその不安をあおることになる、だからこそ毅然な態度が大事だよ、 ということが言われるのです。 というのが私のしつけの根幹ですかね。 来年も変わらずこのポリシーでやって行きたいと思います。 来年もよろしくお付き合いくださいませ。