私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

距離を主張させない(社会化)

基礎トレーニング、本当に基礎の基礎から行います。 どの時点で参加されてもついてこれるように、お話しています。 スワレ、フセ、マテ、コイ、ツケ ですかね。これをいろいろな角度から実践しています。

たとえば、 最近のトレーニングだと、クリティカルディスタンスのお話をしつつ コイの練習をしています。 コイ=オイデですね。 で、皆さんが行うのをじっと見させていただいたり、我が家での様子を思い浮かべたりした時に、 気になる点が見えてきます。

呼び寄せた犬が、 ちょうど飼い主さんが前に手を伸ばす、その伸ばす手の長さ分開けて止まっていないですか? また、お座りを飼い主さんの前でさせようと思うと 一度後ずさって、離れたところに座り直す、とか。

これがクリティカルディスタンス(=自分で自分を守ることが出来る臨界距離)です。 この大きさは、その場の環境、相対する人や犬との関係などで大きさが変わるそうです。

一度怖い思いをしてしまうと、その距離に(距離の取り方に)ナーバスになります。

なので社会化は慎重に、自ら近づくまで待ってあげる、が大事なのです。 で、呼び戻し時に、この距離を主張させないためにも(リードの装着や、ハーネスをつける時に追いかけっこになってませんか?)呼び戻しは足の間までしっかり戻ってくることを練習してみましょう。

で、てん母さんが写真を載せてくださっていますのでどうぞ。^^ http://tentocarpdaisuki.blog135.fc2.com/blog-entry-158.html

特に和犬や、チワワ、とか 警戒心が強いと言われるのはこういう距離の取り方、感じ方に原因があるのでしょう。 こちらが無造作に手を出すことが 臨界距離を侵したとみなされます。その拍子に咬むことも考えられます。

これは致し方がないのです。犬を責めるのは間違い。 ただ、そういう犬は人との暮らしに支障をきたしますので 徹底的に社会化をさせて行かなければいけないというわけです。 自ら距離を縮められる。 侵入にいい意味で鈍感にさせる、ということ。ま、これが社会化というわけです。

 

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この位置でおやつをあげようと手を伸ばすと後ずさること、ありませんか? なので、パピーの頃はマナーよりも馴れ、重視でお願いします。 人との距離を保つことを意識させないように、おやつをあげるときには 前足をかけさせるくらいで、とお願いするのはそういう理由です。(いわゆるおちょうだい、ですね)

 

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このくらい近づいて。しかも前足かけています。 次回はスワレの基礎トレについてです。