私は社会化のドッグトレーナー

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意外な強化

005_20100726124641.jpg 名前を呼んでおやつ、を続けて行くと 飼い主さんが間違った強化、間違った犬の行動を強化してしまうことがあります。 たとえば、 窓の外を通る人を警戒して吠える犬がいるとします(たくさんいますね) 吠えた→名前を呼ばれる→飼い主さんに注目する→おやつ としてほしいわけですがそうすることによって 外に対する警戒が解ける、外で音がしていてもおやつを食べることで 警戒することがどうでもよくなる、これが目標です。 この 飼い主の注目する、という大事なところをおざなりにすると 犬は吠えてから呼ばれておやつ、と 一連の行動を一つのパターンとして学習してしまうと感じています。 警戒することで吠える、というよりもおやつをもらうために まず吠える、みたいなね。 おざなり・・・ どれがまずい飼い主さんの行動かと言うと 犬が吠えている、名前を呼ぶたびに犬のところに行くのが面倒 だから、こらに呼び寄せるための「名前を呼ぶ」になっている。 とか(名前を呼ぶ、のであって犬を呼ぶのではないのね) 犬が来て、いちいちおやつをあげるのが面倒 で、機械的に呼ぶ、犬は来る、犬の顔も見ないでおやつを食べさせる 犬はまた吠えに行く・・・ というパターンが出来上がります。 またはね、かなり犬的には高度だと思いますが 吠えるところから一連の確認作業、みたいに行う犬がいる。 先読み犬、ですね。 名前を呼んでおやつ、の目的は何でしょうか? まずは、名前を無条件に良いこととインプットさせること。 呼ばれたらつい、嬉しくなってしまうように。 また、これを利用して 犬に 「次は何をするの?」 「ママは何をしてほしいの」 とたずねてもらうこと、確認してもらうことまで含めたいですね。 日常生活、犬がすべて自分の意思で、良い悪いを決めることは不可能ですよね。 道徳観念はないですので。 だからこそ、徹底的に家の中をいたずら出来ないように管理することが大切です。 名前を呼んでおやつ、いたずら防止作戦は・・・ いたずらの現行犯を捉えて、名前を呼んでアイコンタクトで「それは違うよ」 と伝えます。 もう一度おなじいたずらをするかどうか、犬を自由にさせてみてください。 いたずらするのであればもう一度 名前を呼んで注意します。「それは違うの」 何度か繰り返すと 犬が「いけないことなんだ」と対象物から目を逸らすようになるはずです。 同じいたずらは多分しなくなるでしょう。(まあ、好奇心の旺盛な犬は 3歳くらいまでは破壊などしますけどね) そうこうするうちに、飼い主さんがいけない、というものがこの世にはあるということを犬は学びます。 叱らずとも、チラ見すると飼い主さんが怖い顔をしていると思えば 行動は消えて行きます。 多くの犬がしつけをしなくても、うまく人間と共存できているのは 人側の無意識の教育と、犬の学習能力の賜であると思います。 むしろ、過剰なしつけが犬を壊すことがあって、 私的にはその方が深刻であったりします。 飼い主に注目、困った時は注目する、私的には家庭犬にはこれを強化していくことが 人と共に暮らしやすい犬の姿なのではないかなぁ・・・と思うわけです。 強化の原動力は、飼い主さんの愛ですかね。 犬に考えさせる、といっても共に考えないとね。 面倒でも、その時を捉えられるように、頑張って犬につきあってあげたいですよね! 甘噛み対処法をお聞かせください
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