私は社会化のドッグトレーナー

チャーリードッグスクールCDSオフィシャルブログ

興奮を鎮めさせる練習

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何だかちょっと困った顔・・・こんな犬たちの表情を見ても いかに感情豊かか、わかるはずです。

昨日お話ししました、基礎トレーニング。

いかがですか? 面倒ですか? トレーニングという言葉が嫌いですか?

筋トレとか、脳トレとか言いますよね? それ自体続けると楽しみになりませんか? そういう感覚で行っていきませんか?

すべてを心地よい物にする。 名前を呼ばれる、 リードが張れてしまった、 楽しみを中断された、 視線をさえぎられた・・・ 若い犬が腹を立ててイライラするのは当然でしょう。

でもその後に、あなたから 「いいこね~」 であったり、 オヤツのご褒美があったり、の繰り返しによって イライラせずに、働きかけを受け入れる事ができる、 そんな関係になったときが始めて、 思春期のもやもやを抜けたとき、なのかもしれませんね。

ママが止めろというのなら止めるよ、みたいな。

私達がイライラしてたり、人に当たったりしたくなったとき、 怒鳴られたり、戒められたりすると、 さらに好戦的になる・・・そんな気がしませんか?

そんな時、黙って 「どうしちゃったの?」 と受け止めてもらえたら、わけも無く涙が出て・・・ 一人でイライラを消化できる・・・そんな気がしませんか?

まあね、 人の感情を犬にそのまま当てはめることは危険です。

擬人化は良くありません。 擬人化は犬に無理難題を押し付けることになると思います。 でも・・・ 犬にももちろん感情があり、動物的思考は感情に非常に反映されると思います。

犬は記憶やそれを利用した前頭葉を使うような関連づけ(般化)が苦手です。

しかし、感情・・・恐怖や喜びの関連づけは人よりも敏感なのではないかな? って思います。

だから、犬と接するときはフラットな精神状態を目指すわけです。

では、前頭葉的(笑)関連づけ。 たとえば、おすわり。 人は、食べ物をもらうために座らなければいけないんだよと言われたのなら 家でも外でも 誰が相手でも結びつけて一般化できます。

が、犬はそうではありません。 決して頑固だからとか、支配性が強いからではありません。

家と、トレーニングの場とではカテゴリーが違うので(般化が苦手) どこでもすわること、ということが理解できないのね。

だから、どこでもできるように、 誰から言われてもできるように、繰り返し教えてあげなければいけないのです。 それがトレーニングなのですね。

スワレを教えることが目的ではないのです。 どういう時に座るのかを、一般化させてあげる、ということです。

そういう意味でも、 ○○すれば大丈夫というしつけはないのですね。

人のイライラ感を感じさせないトレーニングで(犬は強烈な感情を伴う事象には般化されやすいと思います。 たとえば・・・ イライラしながら厳しくすると、トレーニングすべてが嫌いになります。)

犬の脳を鍛えて、興奮を鎮めることが上手になるように。 私はトレーニングとはそういうものだ、と思っています。